テラーノベル
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きっと今日は凸にーが帰ってくる!なんとなく体がそわそわする。
ずっとずっと会いたかったパパと凸にーに会える
どうかな
どうかな?
もう帰ってくるかな?
それともお昼ぐらいかな?
それとも夕方?
夜?
いつでもいいけど早く会いたい
「おどろくさん楽しみですね」
「うん!」
しぇいどさんと二人でパパ達の帰りを待つ。
そういえば、、、、
昨日からうたえもんとさもにーを見ていない
「おどろくちょっとキッチン行ってくるのだ〜」
「?言ってくれれば行きますよー?」
「おどろく自分で行くのだ!」
「そうですか。行ってらっしゃい」
よし!
うたえもんとさもにーを探しがてら行くのだ!
おどろくの部屋は1番上の部屋にあるからキッチンのあるリビングまで階段を降りていかないと行けない。
ちょっとだけめんどくさい
なんか世の中にはえれべーたー?っていうのがあるらしいからそれつけて欲しいのだ!
多分楽になるのだ!
多分、、、、
何とか1回まで降りる。
3年前
凸にー達を見送った広いエントランス。
きっと今日ここにふたりが帰ってくる
楽しみだな
またおどろくと遊んでくれるかな?
エントランスの右側にうたえもんの仕事部屋がある。
確かそこからのお庭の景色が綺麗なんだよね。
ってあ!
「あっ、、、、」
そこにはさもにーがいた
「さもにー!!!!!今日パパ達帰ってくるね!!!」
「そ、そうだね」
さもにーにしては珍しくワンテンポ遅れて返答が返ってくる
さもにーも疲れてるのかな?
ってかさもにー休んでるのそもそも見てないかも
「さもにー休んでる?」
「うん休んでるよ」
「ほんとに??」
「ほんとほんとw」
「うたえもんは?うたえもん休んでる??」
「うん。うたいさんも休んでるよ」
「おどろくうたえもんのお部屋いくのだ!」
「えっ!?ちょっ!?おどろくさん?」
「どうしたの?2人とも、、、」
「うたえもん!!!うたえもんうたえもん!!今日パパ達帰ってくるよ!!」
「そうだね」
やっぱうたえもん疲れてる?
「パパいつ帰ってくる??」
「あともうちょっと」
「そっか!ニグしゃんもいるんだよね!」
「うん」
「パパ帰ってくるならしぇいどしゃん呼ばなきゃ!」
「もういますよ?」
「しぇいどしゃん!?」
「おどろくさん帰ってくるの遅いのでどうせこんな感じだろうと、、、、」
遠くから車の音がする
「パパかな!パパだよね!!」
パパと会える______
うたえもんとさもにーもドアの方を見つめている
やっぱり2人も寂しかったんだ
次の瞬間
目の前から白い光が差してくる
扉が空いたんだ!
そこには凸にーだけがいて、パパはいなかった。
コメント
1件
悲しいな…