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白い猫と黒い猫

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白い猫と黒い猫

1 - 第1話

♥

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2025年11月06日

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白い猫と黒い猫

思い出したくはないが

夏って意外と憂鬱になるもので。

私は生きる価値のない人間だ。

そう思ったのは暑苦しい中学生の夏休みのこと。


──────・・・


「自由研究何にしようかなぁ」って言ってる友達は、呑気そうでいいなと思う。

とりあえず、気持ちが落ち込まないうちに家から出る。

「ピロン」通知の音がした。

見てみると、 友達と知らない誰かの付き合った記念日らしい。

こんな日に…って思っても仕方ないから、何も考えないように歩き続ける、 行先なんて決めてない。

街中を歩き、コンビニエンスストアの前を横通り、何となく左に曲がってみる。

新しい出会いがあるって思ってる。


帰り道、歩道の真ん中に猫がいた、動物が嫌いなわけではないが、呑気そうに毛ずくろいしている猫を見て少し腹が立った。

「煽ってるみたいね」そう言おうとしたら素早く逃げていく。

「もういいや」と思って帰る。


出てきたのはちょうど13時頃、今の時間は16時冬と比べて全然明るい。

「キャハハハハハ」と学校帰りの高校生らしき女の子二人組が隣を通っていく。

あーいうの嫌いだ。

うるさいし、うるさいし、五月蝿い。

早足で家に帰る。

玄関に着くと黒い猫と白い猫が威嚇しあっていた。

まさにさっきの私と高校生みたいだと思ってしまった。


どうして私は産まれたのだろう。

そう猫にテレパシーを送っても私の存在には気付いていなかった。

私は猫以下なのだと思い知らされた。

「邪魔なんだけど!」と少しキレ気味で言ってみた。

猫はびっくりして逃げていった。

その2匹の猫は仲良く一緒に



家に入ると、母が夕飯の支度をしていた

私は我慢出来ずに尋ねた。

「ねぇ、猫は猫で同じ種類で大抵は似ている。人間は人間で同じ種類なのに、こんなに違うの?」

そう言ったら母は驚いたあとに、冷静に言った。

「病んでるの?」

かもしれないと適当に言って部屋に戻る。






これが私の過去の記憶だ。

辛くなって。


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