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saza
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#掃除
月城 蓮桜音
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水羽
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黒木夫人は、今度は一人で、只間氏の「コンドル」へ行った。
「こんばんわ〜」「こんばんわ〜、あらいらっしゃい!」「この間の『特製カクテル』っていうのが美味しくって、原液を少し譲っていただけないかしら?」「う〜ん…あれね、ママが来たときに持って来るんだけど、あんまり無いのよ。だから『特製カクテル』なんだけど」とちいママは言った。
(只間氏はよほど上手く運功とヤッてるんだわ。)夫人はこれ以上聞き出せ無いので、一杯ビールを飲んで帰った。
(どうやって運功和尚の部屋に行って取って来るかだわ。そうだ!)「狂蔵クン、」夫人は狂蔵に声をかけた。「この間は大変だったわね!」「ええ、でも黒木オネエ様のお陰で助かりました。」夫人は別にオネエでは無いが、狂蔵クンはついオネエ言葉になる。「それでね、」彼が和尚の部屋を掃除する時に、出来あがっている漢方薬があったら、持ってきてくれと頼んだ。「イイっすよ。簡単ッス」狂蔵は単純に言った。
(さあこれで、亜漕さんに渡せば、大学の研究室で解る)と夫人はゾクゾクしてきた。
コメント
1件
第92話、読みました。黒木夫人、結構したたかですね。「特製カクテル」の原液を断られた後の動き方が速い。狂蔵くんに頼む流れもスムーズで、彼女の頭の回転の良さが伝わってきました。「ゾクゾクしてきた」の一文に、彼女の企みが成功するかもしれない高揚感が滲んでいて、思わず引き込まれました。それにしても、只間氏が「運功とヤッてる」って、何をどうやってるんでしょうね…気になります。