55.ドワーフ製店用万能魔導具をテレビシ○ッピングでよくある売り方をするドワーフの店から購入

その巻が完成した場合は、題名の横に「改」をつけます。

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〈ステータス確認〉

名前：アビリティ・リード

年齢：13

称号：神に認められし剣士

種族：人族

属性：光属性　聖属性

戦闘職業：聖光加護ヲ受ケシ錬金術魔法戦士

筋力15.9→16.5敏捷16.5→17.4体力18.3→19.1魔力21.9→22.2器用12.6→12.9精神10.8→10.9運12.9→13.1スタミナ22.8→23.6

状態：正常

取得スキル：〈斬撃〉〈領域捜索〉〈魔鑑定眼〉〈聖光加護陣〉〈強斬〉〈二段強斬〉〈三段強斬〉〈投擲〉〈光の矢〉

〈紅麗爆光〉〈袈裟斬り〉〈封印刻畭〉〈魔掌手〉〈値段調整〉〈巨光束矢〉〈聖浄付与〉〈光波爆〉〈太陽照射光線〉〈孵化保進〉

〈聖衝撃波〉

恒例スキル：〈赤靄黑骨旋〉：〈焔付箋珠法〉〈魔闘術の心得〉〈仙魔術の心得〉〈加護効果倍増〉〈導魔術の心得〉

〈聖光神トフィーネの加護〉〈聖光術〉

使役生物：〈天光蛙〉

エクストラスキル：〈特異体能力〉

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本編ここから開始！

やっぱりステータスを最初に入れるだけで600文字稼げる（☆ω☆）

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はぁ…。

俺、リードは今日の紅煉店の売上表を見て、ため息を付いた。

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・今日の売上額・20金貨

・来店泥棒数・62人

・来店普通客・2人

・合計来店人数・64人

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まあ、この表を見て分かる通り、今日は店に来た泥棒の数が多すぎた。

そして、その泥棒たちを全員逃してしまうというこのリード。

そこで俺は決意した。防犯魔導具を買おう、と。

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ドワーフ魔導具店にて…

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チリーン！

ドアベルが小気味いい音を立てた。

「いらっしゃい！兄ちゃん、物は何だい？」

「あの、防犯魔導具って売っていますか？」

「勿論だ！このドワーフ魔導具店にはなぁ、無いものなんてねぇんだ！」

接客をしているのはドワーフにしては大柄（といっても小柄）のドワーフのおじさんだ。

俺は前に一回だけこのドワーフ魔導具店に来たことがあり、今回で二回目だ。

そのドワーフのおじさんは店の奥に入ったと思うと、もの凄く良くできた、人間に瓜二つというか人間にしか見えない物を持ってきた。

「これが、俺たちドワーフの誇る防犯魔導具だ！人型でかつ、動きにも不自然さがなく接客以外、開店準備は何でもこなす。

そして、防犯対策にももってこいで、試験稼働した時は泥棒役のドワーフを絶対に取り押さえていたもんなぁ。」

ドワーフはこう見えてもの凄く足が速い。そんなドワーフを捕まえるとは、もの凄く性能が良さそうだ。

「で、お値段は…？」

「この防犯魔導具は金貨100枚だ！だが、今から30分以内に購入するとだな、25金貨値引きで、75金貨で購入できるぞ！それにだな、今ならこのドワーフ特製の剣鞘を付けて、まさかの75金貨！どうだ、兄ちゃん、買ってくか？」

なんだ、そのテレビシ○ッピングにありそうな売り方。

まあ、買うけど。

「まいどありぃ！」

俺はその後、50kgはあるであろう人型防犯魔導具を肩に担いで、紅煉店まで歩くことになるのだった。