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⚠︎旧国・戦争関連の話題 有
第二話
ナチス「くそッ」
ナチス(あのじじいのせいで見逃したッ!!)
“おじさん”に気を取られていたナチスは異変を見逃してしまったようだ。
ナチス(、、、俺ここからでないほうが楽なんじゃ、、?、、、日帝、、)
そんな安直な考えを浮かべつつも唯一の戦友のことを想いその場を後にした。
・・・カチッ
ナチス「っ!?」
ナチス(停電!?引き返さなきy)
角を曲がったその時いきなり電気が消えた。そして暗闇に取り残されたナチスの周りには、
ネズミ1「」
ネズミ2「」
ネズミ3「」
ネズミetc…「」
ナチス「は!!?きたねぇから離れろッ」
大量のネズミが引っ付き邪魔をしてくる。どんなにナチスが暴れてもネズミは必死にしがみついてくる。
ネズミetc…「」
ナチス「増えんな!くそがッ!」
ナチス(気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い)
それもそのはず、このネズミには毛が生えておらず、ぞの代わりに人間の耳や目などがついているのだ。それにナチスはとてつもない動物嫌いである。
ナチス「っ!!」タッタッタッ
足のネズミを振り払い、全力で元来た道を走り向けていく。
・・・
ナチス「はぁっはぁっ」
息を切らしながら横目に出口番号を見る。
ナチス(よし、、1番、、、!!)
ナチス「やっぱりこんなところなんてごめんだ!!」
無事に数字が増えていたことやさっきのネズミのこともあり、考えを改めたようだ。
・・・
ナチス「、、高収入アルバイト、車内マナー、防犯カメラ、、、」
ナチス「クソジジイ、、、」
ナチス「ドア、ドア、排気口、ドア、排気口、、、」
見落としがないようにくまなく探す。クソジジ、、、”おじさん”に腹が立っているようだ。
ナチス(違和感、、、見られている、、?)
いつもは戦場で戦っているナチス。五感が優れているため視線を感じる。
ナチス「お、おい、、なんなんだよッ!!」
振り返ったその目と鼻の先には満面の笑みを浮かべ瞬きもしない”おじさん”がこちらを見ていた。
ナチス(これは完全に異変だろ!!)
不気味な笑い方の”おじさん”から逃げるようにナチスは走り去っていった。
・・・
ナチス「よっしゃぁぁ!!2番!!」
ナチス(意外に簡単じゃないか!次だ次ぃ!)
先ほどのおじさんは圧などはあったものの特に害があったわけでももないため調子に乗り始める。
・・・
ナチス「は、、、?」
ナチスは目を疑う。
イタ王「ナチー!やっと見つけたんね!!」
通路の先にはイタ王が立っていた。
ナチス(なんで馴れ馴れしく話しかけて来るんだ、、?此処はあいつらの罠だったのか、?)
数ヶ月前にイタ王が連合側に寝返った。そんな中、このイタ王はナチスに笑顔を向けて話しかけてくる。
イタ王「ナチー、!?今前線やばいんね!!にってーのとこも押されてるって、、!!」
ナチス(前線、、?日帝、、?なんで、、?)
連合側にいったイタ王がなぜか枢軸の心配をしてくる。
ナチス「い、今お前は枢軸として戦っているのか、、?」
理解の追いついていないナチスはそう問いかける。
イタ王「ナチ何言ってるんね!?いくらioが弱いからって連合側に寝返らないんね!」
ナチス(なんでだ、!!?あいつはこの前俺たちを裏切ったばかりだろう!!???)
イタ王から帰って来た返事は予想外のものだった。此処はイタ王も枢軸として戦い続けてくれている世界である。
イタ王「ioたちは永遠に戦友なんね!」
イタ王のこの言葉にナチスは焦り始める。
ナチス(異変だ、、これは異変なんだ!!引き返さないと!!!)
ナチス(でも体が言うことを聞かないッ!!)
異変だと気がついていてもどうしても捨て切れない情がナチスの心にはあった。
イタ王「ほら〜!ナチ!ここから出るんね!!ioについてきてなんね!!」
ナチス(ダメだってわかってるのに!!俺にとって都合がよくなったから、、!!)
心とは裏腹にナチスの体はイタ王に歩み寄る。
イタ王「もう!ナチったら遅かったんね!!」
結局ナチスはイタ王の隣を並んで歩いてしまった。角をまがったその時、
イタ王「ほらそとについたんn」ファッ
ナチス「イタ王、、?」
イタ王はナチスの隣から姿を消した。
ナチス「ぁ、、、」
もっと話しておけば、もっとゆっくり歩いていれば、もっと、もっと笑っていられればとたった今の短時間に後悔が押し寄せる。もう少しだけでも夢を見たかったようだ。
ナチス(くそが、、、くそ、、が、、!!!)
そんなナチスの目線の先には0という数字があった。