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ドズル社に帰った後、医務室に行くと、身体中手当てされ、静かに眠っているおんりーチャンが居た。
俺が後1分…いや、1秒でも早ければもう少し傷が少なかったのかな…
俺はおんりーチャンが表情を変えない理由が、わからなかった。それどころか、何故殺し屋になったのか、どこから来たのか、知らないことばかりだ。唯一知っているのは、おんりーチャンが、殺し屋にむいていること。
そんなことを考えていたら、おんりーチャンのことを知りたくなった。その為俺は…
「おんりーのことを知りたい?」
「うん、ほら相方として、さ?」
おんりーチャンをここに連れてきた張本人のドズさんに聞くことにした。
「うーん、実は僕も知らないんだよね、」
「え!、何かほら?会った場所とか」
「あ、会った場所なら、◯◯市◯丁目◯◯の道路であったよ?」
せっかく教えてもらったけど、おんりーチャンを知ることが出来る情報じゃないことだとは思った俺は、お礼だけ言ってその場を去った。
そして、次に向かったのは、…
「おんりーチャンのこと?」
「うん、ねこおじなら知ってるでしょ?」
ねこおじだ。ドズル社に入った人全員必ずねこおじと話して、今までの出来事、何故入ったのか、などを話さなくてはならない。そのためねこおじは皆の情報を持っている。
「実は知らないんだよね、」
「え、だって、ねこおじおんりーチャンと話したでしょ?」
「うーん、実は何回聞いても教えてくれないんだね、健康診断の結果とか、そういうのは知っているけど…」
どうやらおんりーチャンに関することは知らないらしい。俺はまたお礼だけ言ってその場を去った
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