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#1話 大切な人
(甘瀬みるsidi)
父はあたしが3歳のときに家を出ていった。泣きながら止める私とお姉ちゃんを置いて。それから母は人が変わったかのように変わってしてしまった。毎日夜になるとケバい化粧をして、
高そうな露出の高いドレスにキラキラ光っているアクセサリーを身につけてお金だけを置いて出ていってしまう。
だけど、お姉ちゃんはどんなときもあたしの傍にいてくれた。
料理が作れないあたしの代わりに料理を作ってくれたり、洗濯をしてくれたり、そんなお姉ちゃんが大好きだった。
なのに・・・月日が流れてお姉ちゃんまで、グレて家に帰ってこなくなってしまった。なんで、なんでよっ、、唯一信用してたお姉ちゃんにまで裏切られた気持ち。なんで、私ばっかり。ひどいよ、。お母さんっ、お金なんかいらないよ。だから帰ってきてよ、。毎日そう願うばかり。もう帰ってこないことくらいわかってるけどさ。そんな家庭が複雑なあたしにとって学校は唯一の居場所だった。 毎日親友の愛那とふざけあって笑い合って。最高の日々が続いていた。
「いってきます」
小声で呟く。誰もいないけどね、
歩いて学校まで向かうと校門を通過している愛那がいた。
「あっ!あいなぁ〜。おはよぉっ。」
愛那「みる、おはー。」
愛那「えっ、てか!、聞いて。4組の真由ちゃんって3組の蓮斗くんが好きらしいよ(笑)」
恋愛好きな愛那がニヤニヤしながら話してくる。
「まじっ?意外〜(笑)でもさ、結構お似合いじゃない??美男美女でさっ!」
愛那「それなっ!」
「っねぇー」
愛那「ねぇねぇみる、今日の一限ってさ、化学?」
「うん、多分」
愛那「はぁっ??さいあくぅー。
「愛那化学嫌いだもんね(笑)」
愛那「うん。まじで佐藤だけは拒絶反応起きるw」
「拒絶反応は死ぬw」
※中途半端でごめんなさい!!