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「じゃあこれに夏って書いてくれ」

慧はそう言って私に神木の葉を渡した。

「分かった」

私は先程、慧から貰った魔法の?ペンで

貰った葉に『夏』と書いた。

すると瞬く間に光に包まれ、

目を開けるとそこには

また見たことの無い神社が現れた。

「着いたぞ。夏の神社『夏洸神社』だ」

先程の景色とは一変したくさんの木は生い茂り

太陽が肌にジリジリと焼き付けてくる。

その時、

「あ、慧s───」

ある男性が現れたが何かを言おうとした時、

慧さんがその男性の口を塞いだ。

「慧さん!?」

その男性は咳払いをした後

「慧、待ってたよ!」

と言った。

「あ、君が巫女ちゃんだね!」

「僕の名前は海。よろしくね」

「あともうちょっとで来るから!」

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