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コメント
1件
あっ……これ、奏音ちゃんがようやく気づき始めた回ですね…!「みんな優しい、みんな特別」って並べるところがもう、じわじわと来ました。那月くんに「顔赤い」って言われて慌てて逸らす奏音ちゃん、めっちゃ可愛いんですけど…!今まで無自覚だったのが、ここからどう変わっていくのかすごく気になります。溺愛されてるのに本人だけ気づいてないの、尊いです🥀
気づいてしまった
帰り道の途中。
信号待ちで、奏音はふと隣を見る。
太陽は車道側を歩いていて、
桜梨はさりげなく人混みから守ってくれて、
奏歌は寒くないか気にしてくれる。
塁は重い荷物を持って、
佳亮は転ばないよう歩幅を合わせて、
那月はずっと隣にいてくれる。
みんな優しい。
みんな特別。
その時。
「奏音?」
那月が覗き込む。
「顔赤い」
「……っ」
奏音は慌てて顔を逸らした。
もしかして。
もしかしなくても。
自分、かなり溺愛されてるのでは――?
今さら気づき始めた奏音だった。