とある部屋に案内されるとそこは北欧神話に出てくる神様の絵画が沢山あった
楓)!!(すごい…ここは北欧神話専門の教会なんだ……)
部屋に見とれていると神父が椅子を引いて「Feuch an gabh thu suidhe」(お掛けください)と、言ってくれたのでお辞儀をして椅子に座った
神父は紅茶を入れて机の上にティーセットを置いて私と対面になるように椅子に座った
神父は紅茶を1口飲んで語り出した
めんどいからカット!(おいコラサボるな)
楓)ほうほう…(一応ちゃんと日本語訳で簡単にメモをした人)
楓)……フム(ラグナロクが行われた場所を特定したら神器…基呪具が集まるな…)
神父は「A bheil thu riaraichte?」(満足されましたか?)と、聞いてくるので頷いて「air a thuigsinn gu math! Tapadh leat!」(よく分かりました!ありがとうございます!)と、お礼を言って頭を下げたら神父が私に一冊の本を差し出した
楓)(見るからに古い本…なんだろうこれ…)
少し困惑していたら神父が「Thoir seo leat, faodaidh tuansgeulachd seo fhaicinn uair sam bith」(これを持っていきなさい、何時でも見れますよ)と、北欧神話を簡単にまとめた本を私に貸してくれた
私は再度お礼を言ってから教会を飛び出した
楓)さすがにこの時間帯から探すのはやめよう…それに、場所の特定を夏葵にしてもらわないといけないし……明日にするか
ホテルに戻り夜ご飯を食べてお風呂に入り眠りにつく…
翌朝
起きて先ずやることは一通りの家事全般と朝食
そしてその次にやるのが夏葵を叩き起して神器の場所の特定の依頼
夏葵)……朝早くから何…
楓)すっごい不機嫌なの悪いけど今から神器の特定を頼みたいの
夏葵)え〜…ヤダ
楓)報酬は全て完璧にやって大体1京はどうよ、全ての特定に時間がかかると思うしその間の費用は私が全て保証する
と、言ったら「しっかたねぇなぁ…やってやるよ〜」と、珍しく了承してくれた
楓)そんじゃ、今から北欧神話の全編をそっちに送るから翻訳して場所の特定を頼む
夏葵)迷惑かけんなよ〜?
楓)しないしない、ご親切な神父様からいつでも本を借りてと了承得てるから
夏葵)ならいいけど……時間かかっても文句言うなよ?
楓)言うつもりないしまず言えないから笑それじゃ、お願いね
夏葵)ん、分かった
電話を切って次にやる事はアイルランドの地形把握
正直電車やらバスやら使ってたら時間がかかるから短縮として弥紅に乗って軽い地図を作る…のだが!
人気のない場所
楓)弥紅〜おいで〜
弥紅を呼ぶと弥紅はすっと現れ「御用は何用でしょうか」と、いつもの可愛い狐の姿で出てきた
楓)私を乗せてこの国の地形を知りたいの、乗せてくれる?
と言うと弥紅は「お易い御用です!」と言って私を背中に乗せて空を飛び始めた(バレるとめんどくさいからちゃーんと姿は消してるよ★)
上空
楓)……ひっろ…
弥紅)アイルランドは広いですからねぇ…いわゆる大陸に分類されるかと…この大陸を地図にするとなると丸々1ヶ月…いや、2年ぐらいはかかるかと……
と、すごい申し訳なさそうな顔をされた
楓)ううん、いいよあなた達が私のいない間のあの子たちの面倒を見てくれてるし安心してできるの
弥紅の頭を撫でるとすごい嬉しそうな顔をした
楓)さ、弥紅地図を作ろうか!
弥紅)「はい!主様!」
弥紅は私が地図を描けるようにのんびりゆっくりと空を飛んで村や街があれば降りて名前を聞いて名前を地図に書く…そしてそこで1泊泊まってまた地図を書く……
これがだいたい2年近く続いた…(もう二度とやりたくない…)
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