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ども、主です。それでは本編どうぞ!
ーNoside
💗「💙ー!起きろ〜お〜き〜ろ〜(ペシペシ)」
💙「なんですかもぅ!、、、あ。」
💙は朝から自分の髪色と同じくらい青ざめていた。朝起きたら目の前に💗がいるのだから。寝坊してしまったのか?そう、焦って準備をバタバタと💙は進めた。
💗「何をそんなに慌てている?」
💙「え、、、寝坊したのではないんですか?」
💗「いや、お前に用があって起こしに来たんだが。」
こんな朝から騒がせないでくれ。そう、💙は内心呆れていた。確かに、💗はまだ寝衣姿だし、何よりも頭がボサボサだ。こんな姿で人前に出たら、どれほど驚いた目で見られるだろう。いやでも、瞼がトロンとして、愛着が湧く。これはこれでありなのだろうか。
💗「💙ー?」
💙「( ゚д゚)ハッ!いえ、申し訳ございません!」
💗「ま、いいや。弟たちに手紙を届けてほしい。今日は茶会だ。」
💙「は、はい。」
💗はわざとらしく💙の手に触れて、手紙を渡す。💙は一瞬心臓が飛び出しそうなくらい驚いたが、すぐに切り替えて「行ってまいります」とだけ言った。
💙「(はぁ、お茶会か〜、、、。💜くん達に会えるかな、、、。)(トコトコ)」
バシャッ
💙「わっ!」
女官「ごめんなさいね、手が滑っちゃってw」
💙「(あの時睨みつけてきた女だ。)」
💙は、ずぶ濡れになった手紙を見つめる。墨が滲んで読めなくなっていた。💙は急いで雑巾を取ってきて床を拭き始める。
💙「(僕、なにかしたかなぁ)」
そう思っていても、心当たりは1つしかない。💗の側近になったことだ。あんなに沢山の女たちの目をくらませ、男たちでさえも心を奪われるほどの美しさを持つ人の側近に、出来損ないの自分がなってしまった。これほど後悔したことはないだろう。
💙「(はぁ、この手紙、書き直してもらうか。)(テクテク)」
???「あれ?💙ちゃん?」
懐かしい声が後ろから聞こえたので、振り返ってみるとそこには❤の姿があった。書類の束を持って、💙の方を見ている。💙はたちまち笑顔の花を咲かせた。
💙「❤くん、、、!」
❤「💙ちゃん、、、💙ちゃんだぁ〜、、(´;ω;`)」
💙「会いたかったよぉ〜。゚(゚´Д`゚)゚。」
❤「俺もだよぉ〜寂しかったぁ〜(´;ω;`)」
💙「そういえば、元気?」
❤「うん!仕事も充実してるよ。まぁ、たまに女官たちからちょっかい受ける時はあるけど、、、。でもその時は、友だちになった男侍従がいるから、その人が守ってくれるんだ!(*´ω`*)」
💙「へ〜、、、。」
💙は改めて自分が働く王宮を思い出す。そういえば、💗が言っていたような気がした。「自分の王宮には、なぜだか女しか働きに来ない。」と。やっぱり顔がいいからなのだろうか、とつくづく思う。女しかいないところの中に男が飛び込むとどうか。それも自分たちがいつしか添い遂げたいと思うような美青年の側に。恨まれるのは確実だよなと💙は思った。
💙「(やっぱり、💗様の側近になんかならなきゃ良かった。)」
その後悔だけが、💙の心にへばりついていた。
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