「えーっ、そんな大変なことがあったんだ!」
ハルはマグカップを手に持ったまま、目と口を大きく開いた。
ザックのマンションのリビングである。
こじらせにこじらせたおたふく風邪もやっと完治し、ハルが退院してから一週間が経っていた。
「いや~、やっと治りかけた頃に、ザッキーが『面白いものあるよ!』って例の週刊誌を持ってきてさ。怒りで気が遠くなって、更に入院が長引いちゃった」
「うーん……ザックさんらしい……」
「相変わらずアホの子だよね」
ケラケラと笑ったハルは、じっとロメを見た。
「でもホント、ロメ氏が心配で仕方なかったよ。あと、ルッチーは地獄に落ちろって千回は祈った」
「は、ははは……」
事の顛末は、差しさわりのな*******************
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