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「玲央さん、美味しいね」と空想の玲央さんに言い

また、僕はご飯を食べる

虚しい、苦しい

玲央さんのことを考えてると胸がキュって締め付けられるんだ

僕はどうしたらいい?

玲央さん、、、、

僕はずっと、想像しながら玲央さんとご飯を食べ終えた

食器を洗い終え、部屋を見るとがらんとした僕だけしかいない部屋

やっぱり、玲央さんがいないのだと自覚してしまった

寂しい中、布団に入って寝た

布団に入っても寂しさは変わらない

前までは、玲央さんが居て、僕を温めてくれた

僕も安心して寝れた

でも、居なくなって1人の夜は寂しいことを改めて実感したんだ

でも、明日学校あるし

もう、何も考えないことにした



____________________________________________

ピヨピヨ

鳥の鳴き声で起きた

ん~まだ眠たいよぉ~

むにゃむにゃと布団を上げる

ん?なんか忘れてるようなぁ~

ハッ!学校だ!

急いで時計を見る

出ていかないと行けない時刻・9時30分

今の時刻・9時15分

あと15分しかない!

まずい!急げ~

タンスの中から激安スーパーで値下がりしてたヨレヨレのTシャツに、昔買ってもらったズボンを取り出して履き

急いで家を出た

「いってきまーす」と誰もいないのに言うのが日課だ

10分かかる道のりを何とか走って8分ぐらいに着き、電車に間に合った

朝の電車は人がすごく多いのでつり革に掴まった

辺りをキョロキョロ見渡す、電車に乗っている人がどう過ごしているかが少し気になったからだ

辺の人は全員スマホを見てる、本を読んでいる人もいる

僕はスマホも、本も持ってないので何もすることがないから見慣れた景色を眺める

いつも思うけど都心部に近づいていくうちに高いビルが建ち並んでいるのをすごいなぁ~と馬鹿な感想でいつも見ている

そんなこんなで大学に着いた

僕は、まだ、講義まで時間があるので近くにあったベンチに座った

大学にいるみんなはキャッキャウフフしている

けど、僕の頭の中は昨日のバイトのことでいっぱいだった

「はぁ~これからどうしよう」そんなことを考えていると、一緒のオメガである唯一の友達に声をかけられた

この声をかけてくれた友達は葵 悠羽(あおい ゆう)と言う

「ゆき~ここにいたのかぁ~」と息を荒くしながら言う

走ってきたのだろうか

「いや~遠くで見つけてさ、なんか落ち込んでそうだったからさ〜なにかあったの?」と心配そうに声をかけてくれた

そして、僕の隣に座った

色々あったけど心配させまいと僕は「なんにもないよ」と言った

「そう?ならいいんだけど、、、」ほんとに?という顔じーっとこちらを見てくる

そして、何かを思い出したように「あっ!そうそう!」と急に明るい声で言ってきた

「ん?何?」と聞き返す

「僕さ~オールラウンドサークルに入ろうと思ってさ」

「オールラウンドサークル?」

僕はサークルに興味なかったので知らなかった

「簡単に言うとね、サークルのみんなで旅行したり~夏はBBQしたり~とか」ととびっきりの笑顔で楽しそうに喋っている

悠羽の笑顔につられて「へぇ~楽しそう!」と言った

「僕まだ、見学しただけだけどさ、とっても楽しそうなんだ〜」

楽しそうと言ったものの、僕は迷った、まだ、見つかってないけどバイトあるし、勉強も、、、

「ん~考えておく~」

「わかった~あっ、今度見学あるからさぁ~一緒に行こ!ねっ?」

と半ば強引に約束してしまった





運命の番ってそんなに溺愛するものなのぉーーー【一次創作】

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