どうもこんにちは主です。
いや~1000いいね行くの早すぎません?
めっちゃ嬉しいです。画面見ながらニタニタしてました(自己申告)
皆さんマジで大好き
ちょっとキモイですねはよ始めます。
注意事項
・結構日本さんが不憫
・ファンタジーではあるが異世界転生系ではないです
・山無し落ち無しの単調進み
・この作品による、戦争賛美や特定の国、人への誹謗中傷などの意図は断じてありません。
上の注意事項は読みましたか?
では、どうぞ!
🇺🇸「よっ日本!(物陰から急に現れる)」
🇺🇸「ここで会うなんて奇遇だな?(肩ポン)」
🇺🇸「…(ニコニコ)(天井から急に現れる)」
🇯🇵「ヒュッ…(息をのむ)」
🇯🇵「(ゼェゼェ…)」
🇯🇵「…なんでついてくるんですか!?」
それは数日前に遡る…
あの日、確かに日本はアメリカの誘いを断り、急いで逃げ出したはずだ。
勿論、何もお礼をしていない為、お詫び賃として会計よりも多い紙幣を何枚か置いてきた。
🇯🇵(私の初任給が…)
と、後からショックを受けたのは、言わないでおこう。
話はズレたが、つまり何が言いたいかというと…
彼は日本の現在地は知るわけがないのだ。
連絡先も全く伝えていなかった為、分かるはずがない。
あの後全速力で逃げたから、つけられる事もあり得ない。
🇺🇸「?なんでって…」
🇺🇸「Japanが折れないからだな!!」
そして、今に戻る。
この目の前の男は訳が分からないことに、会うたびにこの様なことを言ってくるから、困ったものだ。
🇯🇵「折れるって…そちらこそ、そろそろ折れてください!!」
🇯🇵「というか、なんで私の名前知ってるんですか!?怖い!!」
間髪入れずに、一気に自分の言い分を伝える。
名前に関しては正論だと思う。普通にホラー。
🇺🇸「…(ニコ)」
🇯🇵(え、なにその無言…より怖くなるんですけど!?なんか笑ってますし…)
正直この男に関しては恐怖しか感じない。
自分を助けたなんて冗談みたいだと日本は思う。
🇺🇸「まあまあ…シラヌガホトケ?っていうだろ?」
🇯🇵(徐に話を逸らしましたね…)
🇯🇵「…分かりました。」
🇺🇸「お!!入ってくれるのか!」
こんなやり取りをずっとしていても、ただの押し問答だ。
そう思った日本は、ある一つの結論を出す。
🇯🇵「お金を渡しますので、どうか見逃してください!!」
🇺🇸「…?(ポカーン)」
そう!最強の交渉手段とは!
money…つまりお金だ!
日本自身が苦しんだ元凶であるお金だが、そこから学んだこともある。
金…それは最強なのだ。この世界を回している紙切れでも、使いようによっては大きな取引を組むことだってできる。
どんな人間だって、お金を貰えるとなれば嬉しくないことはないだろう。
だから、この男も引いてくれる。
そう思っていたのだが…
🇺🇸「え?いやだけど?」
🇯🇵(んんんんん????)
🇯🇵(あれ…おかしいですね…)
🇺🇸「それに…」
🇯🇵「?」
🇺🇸「借金背負ってるのに…ムグッ」
🇯🇵「なぜそれを知ってるんですか!?」
思わず相手の口を塞ぐ。
後に何か言おうとしていたが、急な爆弾発言への咄嗟の行動だった。
だが、やはり急な事にビックリしたのか声が自然と大きくなっていることに気付かなかった。
ふと周りを見ると、こちらを見て不思議がっている通行人の姿が。
ここで、やっと自分がしたことに気づき彼の口を塞いでいた手を退ける。
🇺🇸「…野次馬も増えたし、あのカフェ寄ろうぜ?」
彼がさした方向を見ると、前に行ったところとはまた別の飲食店があった。
あそこで話し合おうという事なのだろう。
🇯🇵「…わかりました。」
正直嫌だが、なぜ自分の秘密を知っていたのかも知りたかった。
しぶしぶといった形ではあったが、肯定の意を示す。
立ち去る際には、周りにいた人たちに謝罪の意を込めてペコリと深く一礼をしてから、アメリカについっていった。
🇯🇵「で、なんで私の秘密について知っているんですか?」
こちらは焦っているというのに、あちらは飄々とした様子で、しかも、先ほど届いたクリームソーダを飲んでいる。
自分とは真逆の状態だ。羨ましい。
🇺🇸「…日本は悪知恵ってのを覚えた方がいいな。」
🇺🇸「あのな、この世の中怖いんだぜ?興信所、探偵…やろうと思えばいくらでも出来るもんだ。」
🇯🇵「悪知恵って…そんな物騒なことしませんよ。」
思ったよりもすんなり怖いことをやっていたことに驚く。
今日はずっと驚きっぱなしだ。
🇺🇸「さ、俺は日本の質問に答えたぞ?」
🇯🇵「…今度は私の番だと?」
🇺🇸「yes!どうすれば入ってくれるんだ?」
🇯🇵「いや…そもそも、私は入りたくないんですって。」
🇺🇸「うーん…」
🇯🇵(聞いちゃいないよ…)
彼はそもそもこちらの意見を通すつもりがないのか、一人で考えに耽っている。
🇯🇵(どうしたものか…)
🇺🇸「じゃ!こうしよう!」
🇯🇵(ビクッ)
急に大声を出されるとビックリする。なにか閃いたのか、こちらにアイスを食べていたスプーンを向けていた。
普通に危ない。(良い子はマネしないでね!)
🇺🇸「俺が借金額全部払う!」
🇯🇵(は?????????)
何故そうなったのか、理解できない頭が、エラーを起こすみたいに固まってしまう。
借金全額???うん百万とあるんですけど??
🇯🇵(これ…デジャブを感じます…)
🇺🇸「取引の定石だろ?」
🇺🇸「こっちの要望を聞いてもらうためにはあちらの要望も聞かなきゃ行けない。」
🇺🇸「だから、俺は借金を返せる分の金を出す!」
🇯🇵「…つまり、私はパーティーに入ると。」
🇺🇸「yes!」
理由を聞いても意味が分からない。やはり価値観の違いなのだろうかと、少し引きながらも日本は思う。
普通、見ず知らずのおじさん(おじさんに限らず)の借金を全額払うなんてありえない。
その理由はやはり…
🇯🇵「…なぜそこまでしてくれるんですか?」
🇺🇸「俺がJapanに興味があるからだ!」
🇺🇸「ずっと言ってるだろ?」
🇯🇵「…まあそうなんですが…」
こんな理由ですごいことをするのだから、パーティー内でも自由人なことが伺える。
🇯🇵「…分かりました。」
🇺🇸「!やっとか!」
🇯🇵「はい。あなたの熱量に負けました…」
🇯🇵「なんかあったら…責任取って下さいね?」
🇺🇸「!?///」
🇯🇵「なーんて…冗談ですよ。」
🇺🇸「そ、そうか…//haha…」
🇺🇸(何考えてんだおれ…)
なぜか目の前の男は赤面してそっぽを向いてしまった。
…何故に?
🇯🇵「そういえば、前の誓約書あります?」
ふと気になった事を聞いてみることにした。
ぱっと見持ってなさそうだが…
🇺🇸「ああ!あるぜ。」
前と似たような状況ですっと出てきた分厚い資料にもう驚きはしなかったが、そんな自分に対して慣れって怖いものだと思う。
🇯🇵「その内容、一から読んでもいいですか?」
🇺🇸「いいが…長いぜ?全部読むのに3時間はかかる。」
🇯🇵「一時間で読み切って見せます。」
見た目道理、読むのに相当時間がかかるみたいだ。
彼も少し引いているように見える。引きたいのはこちらだ。
🇯🇵「大丈夫ですよ。元事務部署所属、舐めないでください。」
そう言い終わると、真剣な表情で一つ一つの文字を舐めるようにじっくり見ていく。
そんな彼の様子を、アメリカはボーっと眺めている。
🇯🇵(正直、見られると緊張するのですが…)
そう思いチラチラと彼の方を見やると、ニコッと微笑み返される。
別に微笑まれたいのではないのだが。
🇯🇵「ふう…」
🇺🇸「もう読み終わったのか?」
🇯🇵「はい。」
🇺🇸「wow!すごいな!」
さすがに読み終わってないと思っていたのか、目をキラキラさせて賛辞の言葉を出してくれた。
🇺🇸「じゃ、この欄に名前書いてくれ!」
🇯🇵「分かりました。」
流されるがままだったが、紆余曲折ありながらもなんとかいい条件付きで入ることになった日本。
結局助けられた恩は返すことができなかったが、それはまた今度でいいだろう。
🇯🇵「これ、お願いします。」
🇺🇸「thank you!」
🇺🇸「じゃ、またあしたな!」
🇯🇵「ん?」
🇺🇸「パーティーの奴らに挨拶しなきゃいけないだろ?明日紹介しに行こうぜ!」
…まだまだ紆余曲折ありそうだ…と日本は思う。
これからどうなるのだろうか。そんな一抹の不安と、少しの期待を持ちながら、店を後にした。
はい!本当に遅くなって誠にすみませんでした!!!!
ホントね、すみません…
今回前回に比べて二倍くらい短いんですよ。次回はもうちょっと長くしたいと思います。
もしよければ今回もいいねとコメントよろしくお願いします…
では、そろそろ終わります!
それでは!また来週!
~今日の裏話~
借金全額払わせようって思ったの、書いてる途中で思いついて、勝手にねじ込みました。
ま、流石自由の国ということで。
スクロールお疲れさまでした!
コメント
21件
あ、好き(は?)お気に入りに追加させていただきます〜
おほっおほほほ(きしょい 尊いでちゅ((だからきしょいって、後続き待ってます!
自由すぎますw