時計は15時。
おやつの時間だね☆
私は持ってきたポッキーを食べながら観戦。
この今見ている試合が終われば次で最後の試合だ。
かれこれ2時間くらい見てる
みんなお疲れモードで獅音くんや太一くんは
お眠だ。
それを見かねた覚くんが
サトリ「若利クン〜どうする?もう〜帰る〜?」
私のポッキーをポリポリ食べながら覚くんは言う。
ワカトシ「いや、この井闥山学園の試合を見てから帰る」
ああ!!井闥山学園!!
確か…
サトリ「若利クンと一緒の三本の指に入るスパイカーの佐久早聖臣、って人が居るんだよネ〜」
そうそう!!
ワカトシ「ああ。全日本ユースで佐久早には世話になった。それに、同じチームに高校ナンバーワンリベロに選ばれた古森もいる」
サトリ「やっぱすっごいね井闥山ァ〜」
確かに…。
うんうんと私も頷く。
試合を眺める。
賢二郎もウトウトしていて私と手は繋いでいるけどジャージのチャックを上まで上げてボーッとしてる。
可愛い。
ジーーッと見てると
シラブ「見んな」
って言われた。泣くぞ?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
結果は井闥山学園が勝利。
どんなボールでも安定して拾って繋げるリベロの古森くんと
どんなボールやブロックでも打ち抜くスパイカーの佐久早くん…
いやはや。
バレーって面白いなぁ!!
試合が終わり、選手が退場する。
サトリ「俺達も帰ろっかァ〜」
と覚くんが荷物をまとめ出す。
サトリ「ほらっみんな起きて起きてッ!
帰りますよォ〜マイホームに〜」
エイタ「いや、宿だろ」
サトリ「俺たちの〜東京のマイホーム〜♪」
歌いながら覚くんたちが立ち上がる。
りっこ「私達も行こっか」
『だね、』
隣の賢二郎にも声をかける。
『賢二郎、いくよ』
と手を引くと、「ん…」とまだ眠そうだ。
かあいい。
けどまあみんな立ち上がってるし…
ゴシキ「もう!白布さん!早く起きてください!」
五色くんが賢二郎の肩をトントンと叩くと
シラブ「五色、てめぇうるせぇよ」
ギロッと五色くんを睨む。
めっちゃ起きてんじゃんwww
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