⚠️注意⚠️
・えげつないキャラ崩壊
・冬弥が限界オタク
・猫かぶり彰人
残りの授業も無事に終わり、放課後になった。俺は隠れてモデルをやっているため、部活には入っていない。だから撮影がないときは家に直行するのがいつものルーティーンなのだが……
『あ、冬弥!よかったら一緒に帰らねえか?』
この度、推しに放課後デート(いやデートではない)のお誘いをいただきました。今日命日ですか?
幸い今日は撮影もないし……恐れ多いけど、一緒に帰ろうかな………こんなことしたら全国のファンから刺されそうだけど……
『……申し訳ないって顔してる。』
『えっ』
『オレは確かにアイドルだけど……できれば、アイドルとしてじゃなくて、友達として接してくれると嬉しいんだけど…』
『あ、ご、ごめんなさい!!…その、俺……陰キャだし、友達って呼べるような人がいなさすぎて、テンパっちゃって……あとは………やっぱり、…推し…だし………』
AKITOさんは驚いて目を丸くした。でもそのあとすぐにっこりと笑って言った。
『そうだよな、冬弥には冬弥のペースがあるもんな。急かして悪い。』
『し、東雲さんが謝ることじゃないです…!俺も友達って言ってもらえて嬉しかったんです……だから、友達らしくなれるよう、頑張ってみます…!』
『……!そっか……ありがとな、冬弥。』
AKITOさんが嬉しそうに笑って言った。
この顔、初めて見たかもしれない。
笑った顔は目に穴が空くほど見てきたけど……なんというか、アイドルじゃないAKITOさんの顔、って感じがする。自然体の、AKITOさんの素顔って感じで……
『尊い……』
『ん、なんか言ったか?』
『い、いえ!な、なんでもありませんっ!』
それにさっきから口調変わってる……距離が近くなったって感じだ。夢小説で見たやつだ……
『よし、そろそろ帰るか。』
『あっ、そ、そうですね!帰りましょう…!』
『どうせなら駅前とか行かないか?見たい店あるんだよ。』
『……!は、はい!』
『ふは、決まりだな。』
ああ……推しとデート(もどき)ができることも死ぬほど嬉しいし、人生でこんな友達っぽいことができる時がくるなんて思わなかった…
俺は、今すごく…ものすごく………幸せだ…
to be continued…
遅くなって本当にすみません🙇♀️
コメント
3件
待ってましたぁぁぁぁああああ♡♡♡♡ ド陽キャでド攻めでド雄の彰人くん好きだぁあ!!!(大声)