ワンダーランズ×ショウタイム　　オリジナルストーリー

寧々の部屋

寧々：アメリカには行きたい…だけど何かが、引っかかって…！私…どうしたら…

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

寧々：電話？コンクールメンバーのLINEグループからだ…

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寧々：何？

司：寧々！急に帰ってしまったがどうしたんだ？

類：アメリカはどうするんだい？

寧々：…ふ、2人は今私たちが誰かを傷つけてコンクールに挑んでるのｯ…分かってる！？

司：どういう意味だ？

寧々：…は…？

類：誰かを…とは誰のことだい？

寧々：本気で…言ってる？

司・類：あぁ

寧々：う、そ…

司：もしかしてえむのことか？

寧々：！！そう！分かってるじゃん！！！！

司：えむが悲しんでるわけないじゃないか！オレたちを喜んでコンクールに送ってくれたしな！

類：そうだね

寧々：ｯｯ！！！！し…………ない

司：ん？なんだ？

寧々：信じられない！！！！！！！！！！！！

ﾌﾞﾁｯ

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寧々：はぁっはぁっ…！なんでっ…！？どうしてあの2人はあんなに軽くっ…！！！！

寧々：い”ゃっ！もうっ…！！いやぁｯ…！う”ぅぅ…うあぁぁあ！！！！

コンクールメンバーLINE

寧々：私はアメリカには行かない

次の日、午前10時半フェニックスワンダーランド

寧々：ハァｯ…！はぁっ…！！……！！

寧々：えむ！！！！

えむ：ｯ！？寧々ちゃn

ｶﾞﾊﾞｯ

えむ：！？どうしたの！？寧々ちゃんっ苦しいっ！

寧々：あっご、ごめ…

えむ：急にハグするなんて珍しいね、どうしたの？

寧々：私！アメリカには行かない！！！！

えむ：…へ？なんで…せっかく4位になれたのに…

寧々：私は！！！！…ずっとえむと一緒のショーがしたい…！私はアメリカじゃなくてｯ…此処でショーがしていたいの…！！！！分かって…ﾎﾟﾛ…ﾎﾟﾛ…

えむ：寧々ちゃん…！

寧々：うっ…うぁっ…！ぐすっ…！

えむ：あたしも、寧々ちゃんとショーがしたかったよ

寧々：…え

えむ：ほんとはね…コンクールなんて行って欲しくなくて、ずっとみんなでショーがしたくて、セカイもずっとあのままでいてほしくて、でもそうはいかなくて、辛くて、泣きたくて、でも辛いのはあたしだけじゃなくて……怖かったよ

寧々：…ごめん！えむ！ずっとずっとごめんなさい！！

えむ：あたしもｯ！あんなに酷いこと言ってごめんなさい！……戻ってきてくれてありがとう…！

寧々：うん…！

えむ：もう泣いちゃダメだね…うん！こんな時こそわんだほいだ！

寧々：ふふ…ありがとう…次は司たちだね！！