潔『なぁ、蜂楽!今日もサッカーし)』
バシッ!
潔『へッ…?』
俺は、何が起きたか分からなかった。今まで一緒に頑張ってきた相棒に手を振り払われるなんて思ってもいなかったから。
蜂楽『“触んないで”』
相棒からのその一言は俺の心に深く刺さった。
潔『なんでッ…)ボソッ』
蜂楽『潔ってさ、何様なの?サッカーのプレイもお前に合わせんのばっかじゃん。俺は俺のエゴに従ってサッカーしたいんだけど』
潔『な、なら…自分のエゴを貫き通せよッ…俺に、負けないくらい…』
蜂楽『…言ってる事わかんないの?』
潔『ッ…』
蜂楽『…じゃーね。もう関わんないで』
他の奴にも蜂楽と同じような対応をされた。
潔『…)ぼ~』
絵心『潔世一。お前は使い物にならなくなった。』
潔『…はい。』
絵心『自分で出ていくか考えろ。もし出てくなら教えろ』
潔『…分かりました。考えておきます。』
潔『やめるか…やめないか…』
??「やめろ。脱落しろ。みんなが喜ぶぞ」
潔『みんな喜ぶなら…やめる…』
??「いい子だな…世一は…♡」
潔『…お前、名前は?』
カイザー『ミヒャエル・カイザーだ。俺の手駒になるか?』
彼はそう言って、俺に手を差し伸べてくれた
潔『ぅん…』
俺は、その手を取る。そうして、カイザーの手駒になった。
数日後、俺はドイツの『バスタード・ミュンヘン』というサッカーのクラブチームに所属していた。
カイザー『世一、此処は___』
潔『ー〜?』
カイザー『ーー!』
正直、ブルーロックに居た時よりも楽しかった。
ネス『あ、此処に居ましたか。』
潔『アレク。』
此奴はアレクシス・ネス。ミヒャ…カイザーに絶対的信頼を置いてる奴。
カイザー『どうした?』
ネス『数週間後、ブルーロックに行きます。』
潔『どういうこと…?』
ネス『ブルーロックの新しい企画にこのチームが招待されたんですよ。』
潔『…へぇ。』
カイザー『どうする?行くか?』
潔『…行く。』
ネス『そう来なくては!)微笑』
…潔が消えた。俺が、あんな事言ってしまったからだろうか。
蜂楽『潔…会いたいよ…』
潔が消えてからブルーロックは全体的にボロボロ、凛ちゃんもシュート力が落ち、ちぎりんも足が遅くなり、國神もフィジカルが弱くなって、凪はトラップが上手くできなくなって、そんな凪を見て玲王も全体的なテクニックが落ちた。実際に俺も、得意としていたドリブルが今では上手くできない。
千切『蜂楽…絵心が話あるって』
蜂楽『…うん。』
絵心『あー、お前らも知ってる通り、潔世一が消えた。』
みんな『)シーン』
絵心『お前らが潔世一に対して反論した日に俺は潔世一に此処を出ていくか聞いた。そして、出ていくのなら教えろと話をした。』
てことは絵心が…?!
絵心『なのに、潔世一は居ない。所謂行方不明状態だ。』
蜂楽『はッ…?』
絵心『此方も色々探りたいところだが、明日からイングランド、イタリア、フランス、スペイン、ドイツからクラブチームが来る。お前らは何処かの国に入ってもらう予定だ。入りたい所をよーく考えとけ』
蜂楽『俺の行きたい国、ね…』
正直、行きたい国なんてない。だって、潔居ないでしょ?
って思ってた自分が馬鹿だった。
千切『…蜂楽、何処の国にする?』
蜂楽『俺は、スペイン。ちぎりんは?』
千切『俺はイングランド』
蜂楽『そっか…お互い頑張ろうね』
千切『そうだな。』
ギャイギャイ
千切『なんか煩いな。』
蜂楽『んね。』
潔『離せよクソメガネが!』
絵心『離したら逃げるだろ』
潔『逃げないっつーの!!』
絵心『お前はどうして此処に居る。』
潔『…なんでって、バスタード・ミュンヘン入ってるし…』
絵心『…あーお前ら、潔が見つかった』
潔『ちょ…クソメガネの馬鹿!なんで言うんだよッ!』
絵心『うるせぇ。』
潔『クソが…』
蜂楽『へッ…潔…?』
モニターには何時も見ている絵心の姿と行方不明になったはずの潔だった。
潔『チッ…)ジタバタ』
蜂楽『なんで居るの…?』
千切『蜂楽どうした…って潔…?』
モブ『は?潔?』
モブ『あの、?』
凪『潔…』
凛『クソ潔ッ…』
皆が潔の名前を呼ぶ中、モニターに二人の男が映った
カイザー『おいおい、クソメガネ。世一は此方のもんだ。』
ネス『そうですよ。世一からバスタード・ミュンヘンに入ったんですから!』
“潔が自分から違う国の、違うチーム”に入ったと聞いて俺は混乱した。それも、バスタード・ミュンヘンは世界一のストライカーのノエル・ノアも居る。だから入ったのだろうか。
絵心『まぁ取り敢えず、ドイツからはバスタード・ミュンヘンが来た。 お前らも自分の選んだ国の書いてあるドアへ進め』
俺は混乱しながらも絵心の言う通り進んだ。
思いつきッ!
気に入らなかったら消すかも…
でも、♡多かったら続き出すッ…!タブン…
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡???
コメント
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続きほしい✨めっちゃ最高だったんだけと🥹