〜翌日〜
アラン「お父様、何の用です?」
?「おまえ、いつにもまして不機嫌だな」
アラン「そりゃそうでしょ。今日は1日中寝るつもりだったのに……どっかの誰かさんが呼んだせいで」
?「ウグッ」
アラン(この人の名前はヴラド・スカーレット。俺の父方にあたる存在だ)
アラン「それで?早く要件を言ってくださいな」
ヴラド「わ、分かった」
ヴラド「おまえには、吸血鬼養成学校に行ってもらいたい」
アラン「は?」
ヴラド「じ、事情は今いうから、圧をかけないでくれ」
アラン「事情次第だ」
ヴラド「コホン!では、説明しよう」
ヴラド「おまえには明後日から3年間、吸血鬼養成学校に通ってもらう。王様からの直々の命だ」
アラン「うっへ〜。ダッッッッッル!」
ヴラド「まあ、そうゆうわけだから」
アラン「てか何で俺が行くことになったんだよ」
ヴラド「いや〜、この前のパーティーでうっかりおまえのこと話しちゃって」
アラン「コロス」
ヴラド「ちょっまっ」
アラン「血鬼術[千血葬火]」
ヴラド「あっぶな!?」
アラン「チッ」
ヴラド「こいつ、実の父親に舌打ちしやがった!?」
アラン「ナンノコトカサッパリ」(片言)
ヴラド「片言じゃねぇか!!」
アラン「ハァ、とりあえず。その吸血鬼養成学校ってところに行けばいいんだよな?」
ヴラド「あ、あぁ。そうだ」
アラン「ハァ、めんどくさいけど行くか。めんどくさいけど」
ヴラド「2度も言うな」
アラン「ハァ、明後日まで何しとこ」
ヴラド「俺と稽古でもするか?」
アラン「却下。そんな気分じゃない」
アラン「とりあえず、部屋戻ろ」
アラン「もう呼ぶなよ?」
ヴラド「はいはい」
ガチャ バタン
To be continued
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