この作品はいかがでしたか?
1,262
この作品はいかがでしたか?
1,262
「正直ハックは友達だと思ってないよ?」
「厨二病とか痛ったw」
「新しく入ったのは良いけど
ハックに近すぎじゃない?」
「ハックが迷惑してんのわかんないの?」
….。
ヤルミナティーのコメント欄が僕のせいで
荒れている….。
ヤルミナティー自身が荒れているのは
本来の目的だからいいのだが…
はぁ、、
やっぱりハックとは
一生仲良くにはなれないのだろうか。
このコメント欄の通りハックからしたら
僕は迷惑の塊か。
もう、付きまとうのはやめよう…。
違う人にまた一生懸命話せば
友達が増える可能性もあるしな。
ハックにはこれ以上迷惑をかけられない。
ハック視点
数週間後
最近サブロー君話しかけに来ないっすね。
教室の時も話しかけに来ないし、
部室にも来る頻度が減ったような….。
まぁ、うるさいのがなくなって
別に俺は楽なんで良いっすけど。
1ヶ月後
……。💢
イラつくっす。
なんで俺だけ避けて
理工学部の友達増やしてるんすか!!!
別に友達増やすのはいいっすよ?
だけど!
俺を避けるのはまた違うじゃないっすか!
なんかモヤモヤするっす。
俺、なんかサブローくんに言ったかな、
『サブロー君?友達じゃないっすよ。』
…….。
思い当たる節しかないっす。
でも毎回そんな事言われても
サブローくんは気にしなかったすよね…
キリンさんとタブーさんも最初は気楽でいいとか言ってたっすけど、最近はなんか不安がってるし。
てかなんでこんなサブロー君のために
色々考えてるんだろうか。
時間の無駄っす。
別に、ちょっと前の日常に戻るだけじゃないっすか!
そう、ちょっと前の日常に…….戻る……だけ。
またいつものようにサブロー君は話しかけに来るっすよ。だからもう少し待つっす。俺。
2ヶ月後
サブロー君人気者っすね…。
なんなんすかね、
皆最初サブロー君は厨二病だから関わりたくないって
言っていたのに、サブロー君の優しい所とかいい所見つけた瞬間仲良くなるとか。
そんなの俺の方がもっと先に知ってたっす!
最近は告白してる子とかいるし…
俺の方がその子よりずっと前から好k………!
ん、?ずっと前から………好き?!、
いや、まさかっす!
あんな厨二病のしつこくてうるさくて小さい子とかに優しくて、可愛いやつのことが好きだなんて!!!
………。
好きに、なっちゃたんすか。俺。
と り あ え ず、
もう待てないっす。(精神的限界が近づいてる)
俺を避ける理由、
聞かせてもらいますっすよサブロー君!!!
れっくん視点
なんか友達増えた、、、()
嬉しいな!
最近は僕に愛を伝えたりする者達もいるな、
でも、皆といるのも好きだが
ハックを追いかけてる方が楽しかった。
最近、僕に愛を伝えに来た天使がいたのだが、
その時
「好きな方がいるから、ですか?」
と言われた時、頭に過ぎったのがハックだった。
あぁ、やっぱり僕はまだハックと友達になりたi、、、
いや、もう誤魔化すのをやめにしよう。
恋人になりたい。
「はっく、会いたい、」
「なんすか。サブロー君。」
?!
ビクゥッΣ( ˙꒳˙ ;)
「は、ハック?!」
「で、なんの用っすか。
さっき会いたいって言ってたっすよね。」
「えっ、いやそれは、」
「じゃあ俺から先に訪ねるっす。
なんで最近俺の事避けてたんすか。
楽しかったっすか?俺以外と友達になれて。」
「えっ、とそれは…..」
「早く答えてくださいっす。」
ウッ(ー”ー;)…….ハックの目が痛い…..
「だっ、だって、
最近ヤルミナティーのコメ欄を見ていたら、
ハックが迷惑がってるって書いてあったから、
だから僕は…….!」
「俺の事少ししか知らない人に言われた事をなんで真に受けるんすか。サブロー君。」
「いや、だってハックに言っても”そうっす”とか言いそうだろ?!?!」
「まぁ、昔の俺なら言ってたっす。」
昔の俺,,,?
「でも俺、サブロー君と離れた時、
自覚してしまったすよね。」
自覚…….?一体なんのことだ?
「サブロー君のことが好きだって。」
?!?!?!ボッ////
「へ?!」
「サブロー君。返事、聞かせて欲しいっす。」
「僕は…….」
言っても、いいのだろうか。
ハックに2ヶ月も無視をしてしまった僕が、
ハックと結ばれる運命であって、いいのだろうか。
いや、もう考えるのはやめにしよう。
「僕も、離れてて気づいたんだ。
僕もハックのことが好きだ。(幸せ泣き)
ハックのことを無視してすまなかった、
ひっく、うっぅ、」
「サブロー君!!!絶対幸せにするっすから!」
そう言ってハックは俺にハグをした。
「でも、やっぱり俺の事避けてたのは許せないっす!」
「…….っ、そうだよな、
ど、どうしたら許して貰えるんだ?(あわあわ….」
「サブロー君、少しだけ下向いてくださいっす。」
?
「こ、こうk….んっ…!」
ハックが僕にキスをした。
「…….ぷはっ」
「”今日は”これで許してやりますっすよ。
サブロー君♡」
「きょ、今日は、?」
「サブロー君が無視した分だけ俺がサブロー君にやり返すっすから、最後まで俺の事、受け止めてくださいね?サブロー君(にこっ)」
〜〜〜〜〜〜ッ!!!/////
これは、明日から僕、
“好き”の死亡ルート確定だ……._:( _ ́ཫ`):_(バタッ
僕は顔を真っ赤にして倒れた。
「キスだけでこんなだと、命がいくつあっても足りないっすよ。(笑)」
そう言ってハックはサブロー君を抱えて
とりあえず保険室に向かった。
サブロー君と仲良くなった友達視点
「よっしゃあああッッッッ!!!
アイツら付き合ったぞーーーーーーッ!!!」
「まぢで?!」
「おめでたじゃん!!!」
「あいつ、ハックと喋んなくなって俺らとつるんでから、好きなのに認めたくないみたいな話をしてて焦れったかったんだよなぁッ…….!」
「なんだよお前ら、早く付き合えよッ!!!って話ばっかりだったしな。」
「マジ分かる。しかも日にちが増えてく度にハックの話増えるし、まぁ、私たち理工学部(腐女子、腐男子の割合が多い設定)にとっては美味しい話で嬉しいかったけど!」
「ほんとにそれ。」
「その話、俺も聞きたいっす」
ビクゥッΣ(゚ロ゚;)
保健室から戻ってくるのはっや?!
「聞いても、いいっすよね?(圧」
「ひっ!ど、どうぞどうぞ!」
この後デレデレ話がハックに伝わっていることを知ったサブロー君が恥ずかしすぎて怒るのはまた別の話。
end
コメント
7件
尊いの一言しか出ないううううぅ最高☆
ぁぁぁぁ... ○| ̄|_チーン 最高 尊い ハクサブ最高過ぎ!
くっ…最高かよっっ!!私も理工学部に入りたいっっ!!