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みぃ
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『学校では人気者、家では35人。』
「勝つまで終われない!?」
ーーシェアハウス・リビング
昨日から始まったゲーム大会。
……なのだが。
あっきぃ
「もう一回!!」
心音
「まだやるの?」
あっきぃ
「だって一回も勝ってない!!」
心音
「それは俺のせいじゃない。」
あっきぃ
「雑魚心音に負けたまま終われない!!」
心音
「俺より弱いのに?」
あっきぃ
「絶対次は勝つ!!」
ころん
「僕も次勝てる気がする!!」
まぜ太
「その自信どっから来るんですかw」
ころん
「なんとなく!!」
ぷりっつ
「一番信用できんやつや。」
ゲーム開始。
「スタート!!」
あっきぃ
「いけいけいけ!!」
心音
「はい!あっきぃ乙〜w」
あっきぃ
「うわっ!!」
ころん
「待って待って!!」
まぜ太
「遅い。」
ころん
「まぜち速すぎ!!」
てると
「まぜち上手いっ!!」
まぜ太
「まぁね!2人が弱いだけじゃないですか?w」
あっきぃ
「俺だって負けない!!」
数分後
ゲーム終了。
結果が表示される。
心音
「勝ったぁ〜!!あっきぃ雑魚!!」
あっきぃ
「うっざ!!」
心音
「うぇーい」
あっきぃ
「もう一回!!」
心音
「何回やるの?」
あっきぃ
「勝つまで!!」
ぷりっつ
「それ終わらんやつやん。」
ころん
「僕ももう一回やりたい!!」
まぜ太
「お前ら元気だな。」
すると、リビングの端に置いてあったスマホが鳴る。
ピコン♪
まぜ太
「ん?」
スマホを確認する。
まぜ太
「今日の撮影、そろそろじゃね?」
あっきぃ
「あっ!!」
ぷりっつ
「忘れてたんかい。」
ころん
「何時から?」
まぜ太
「あと一時間くらい。」
あっきぃ
「じゃあ、それまでゲームしよう!!」
心音
「撮影の準備は?」
あっきぃ
「…………。」
まぜ太
「やっぱり何もしてない。」
あっきぃ
「今からやればいいじゃん!!」
ぷりっつ
「絶対ギリギリになるぞ。」
ーーその頃
別の部屋では。
るぅと
「メルトくん、今日の予定って何かありましたっけ?」
メルト
「今日は配信があるって言ってました!」
るぅと
「ああ、そうでしたね。」
二人ともスマホを確認する。
メルト
「配信終わったら、夕飯ですよね。」
るぅと
「そうですね。」
そこへ――
バタバタバタ!!
廊下を走る音。
るぅと
「……。」
メルト
「……。」
二人で顔を見合わせる。
るぅと
「ころちゃんですね。」
メルト
「たぶん……。」
扉の外から――
ころん
「まぜちー!!どこ!?」
まぜ太
「知りませんよ!!」
ころん
「いた!!」
まぜ太
「なんの用ですか?」
ころん
「撮影の準備!!」
まぜ太
「師匠もやってくださいw」
ころん
「ぼくは応援係!!」
まぜ太
「めっちゃいらんw」
ころん
「ひどっ!!」
まぜ太
「師匠!そっち持ってください!」
ころん
「はいはい!!」
ーー夕方
BNKの撮影準備が始まる。
あっきぃ
「ぷーのすけ!!これどこ置く!?」
ぷりっつ
「そこや!」
あっきぃ
「了解!!」
まぜ太
「師匠!そっち持ってください!」
ころん
「分かった!!」
まぜ太
「師匠しかいませんよね。」
ころん
「僕しかいないの!?」
ぷりっつ
「そういうことや。」
あっきぃ
「よし!!準備できた!!」
ぷりっつ
「ほんまに?」
あっきぃ
「ほんと!!」
まぜ太
「じゃあ撮るぞ。」
カメラが回り始める。
――今日もいつもの4人。
笑って、騒いで、ふざけて。
学校で過ごす時間とはまた違う、4人だけの空気。
そんな時間が、今日も動画の中に残っていく。
――撮影終了。
あっきぃ
「お疲れー!!」
ぷりっつ
「お疲れさん!」
まぜ太
「疲れた。」
ころん
「楽しかったー!!」
すると――
ななもり。
「お疲れ様ー。」
あっきぃ
「親分!」
ななもり。
「みんな、夕飯できてるよ。」
ころん
「やった!!」
ぷりっつ
「腹減ったー。」
まぜ太
「行くか。」
あっきぃ
「よし!!」
4人がリビングへ向かう。
その日の夜も――
笑い声が絶えないシェアハウス。
学校では人気者。
家では、ただの仲間。
そんな毎日は、まだ始まったばかり。
――つづく。
コメント
1件
第7話、読みました!ゲームに負け続けて「もう一回!」って食い下がるあっきぃ、めっちゃ可愛いなあと思いました。心音に雑魚扱いされながらも諦めない姿に、思わず応援したくなりましたね。撮影準備が始まって、ころんが「応援係」って言い出すところも好きです。みんなでワイワイやってる空気がしっかり伝わってきて、シェアハウスの温かさを感じました。最後の「学校では人気者、家ではただの仲間」っていう一文が、この物語のテーマをぎゅっと閉じていてすごく良かったです。次回も楽しみにしてますね!