TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

第28話 「気づいて、気づかないで」

「……」

とあるコンビニで、夏実はじっとバレンタインコーナーを見ていた。

可愛らしくラッピングされた、色とりどりの箱たち。

大きなお店や、チョコレート専門店にあるものには劣るものの――今の夏実が思い描く「篠塚京輔へのバレンタインチョコ」は、あまり豪華すぎないことが重要だった。

(これなら何とかなりそうかな……)

いくつかある中から一つ、夏実は手に取った。

直方体の、手のひらに乗る程度の大きさ。

厚みも十分。

特別な包装紙はなく、そのままリボンがかかっているタイプの、シンプルなものだ。

「うん、これにしよう……」

念入りに箱を確認した後――夏実は、もう一つ同じ箱を手に取った。

(本気でやるの? ホントに? ここまでするくらいならあげないほうがマシなんじゃないの……? バレたら……引かれるかもしれないし)

まったく同じ箱を見つめな********

************

**************************

*****************************

*****

*********************

*************

*****

続きはVIPプランで読みましょう

今なら7日間無料
  • メリット

    10,000以上のストーリーが読み放題

  • メリット

    VIP限定ストーリーが読める

  • メリット

    広告表示なし

いつでもキャンセル可能。

両片思いをこじらせている二人の話。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

40

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚