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かくれんぼ 完全版
Karte.2 再スタート
私は、咲輝。小学6年生のころはいじめられていて、探す人がいないかくれんぼをしているような毎日だった。しかし、今は4月。私は中学1年生になった。今日が入学式だ。小学校の人がいなさそうな、小学校からとてつもなく離れた中学校だった。投稿は大変だが、あの学校の人がいるところより断然マシだ。今日からは、みんなとかかわって、いい関係を気付いていきたいと思っている。まあ、できるかわからないけど。クラス表が張られているところまでたどり着く。私は何組だろう…。1組…2組…3組…4組…5組…。いないんだけど。ていうか8クラスもあるの!?人多すぎでしょ。6組…7組…あった。7組の場所に、自分の名前が書いてあった。1~4組と5~8組で少し離れているらしい。間違えないように気を付けないと。
入学式が終わり、今は7組で順番に自己紹介をしていってる。私はそれを聞かずに聞き流している。とても眠いのだ。初日から寝坊して、十分に寝たはずなのにそれでも眠い。
「次の人。次の人どうぞ。反応してくださーい。咲輝さん!」
あ…私…?
「はい…。私の名前は天草咲輝です。〇△□小学校から来ました。よろしくお願いします。」
周りがざわつく。私の小学校はとても遠いから驚いたのだろう。
「はい。静かに。次の人。」
「はーい!」
元気だな…
「私の名前は、高倉美羽です!□▽小学校から来ました。よろしくお願いします!」
「同じく□▽小学校から来ました。熱海穂乃果です!よろしくお願いします!」
二人とも元気だな。
「ーーーーーーーーーーーーー」
「今日はこれで終わります。帰ってください。」
もう帰る時間か…
「ねえ!咲輝ちゃん!」
「え?何?」
「話したいなーと思って!私は同じクラスの美羽!こっちが穂乃果ね。よろしく〜!」
さっきの人だ。
「よろしくお願いしまーす」
「タメでいいよ〜!」
「あ…うん…はい…」
「これからよろしくね!じゃ、バイバーイ!」
「バイバーイ。」
まさか初日から関われるなんて…よかった…。しかし、私は知る由もなかった。この学校が、後に ” 姿の見えない妖爆弾魔事件 ” が起きる学校であると。
コメント
5件
うぇぇぇぇぇぇぇええええ タイムリープとごっちゃになると思ったらなってた!!!(?) 美羽ちゃんと穂乃果ちゃん…!?! うぅ…2人のハピエンだぁ…(泣) って感動してたら妖爆弾魔事件??? …平和じゃねぇぇぇぇぇええええ …まあ、とりま続き気になるんで見てきまーーーーーす