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主の勝手なお話です。 通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
ni「お母さん!俺の恋路を邪魔したん
ですよ!」
ma「お兄さん、迷惑がってたでしょ!」
ni「そんなことありません!」
m「あ~あ笑」
ka「みうちゃん、ずっと手振ってるな」
「うん…ふう…よかった」
ka「こんなこともあるんだな」
「そうだね…」
-一目惚れされちゃってたね…俺も
あなたを見た瞬間に堕ちましたけど
m「皆に送ろ」
「え?録ってたの?」
m「うん、なにかあると困るから」
「ありがとう、でも聞く必要あるか?」
ka「あるだろ~なかなかに貴重な
出来事だぞ」
-一目惚れの瞬間も見たしな…あんなに
綺麗に人って恋に堕ちるも…んだな…
俺だって…るうを見た瞬間、持ってかれた
「ふ~ん」
m「…小さい子と接したことあったっけ?」
「上で、ホントに昔、生まれたばかりの
個体をさぶろうとしろうと面倒みてた時が
あったけど…4才くらいまでかな……でも人間
の子はないね」
m「え?どういうこと?2人の子どもなの?」
ka「りょうた…違うだろうよ、へえ~それ
でも良く泣かせずに耐えられたな?」
「…自分が迷子だったら、どうして
もらったら安心するかな~と思って」
ka「なるほどな」
「だから、正しいとか正しくないとかは
わかんない」
ka「そうか」
「2人とも、子ども好きだし、慣れてる
よね?」
m「まあね」
ka「うん、兄弟多いし」
「ちゃんと目線を合わせて、隣で
ニコニコしてくれてたもんね」
ka「…現場で赤ちゃん抱けるな」
「ああ!そうだね…そうか…妊娠も
出産シーンもあるもんね…勉強はしてる
って違う…私じゃない…」
ka「………」
m「………」
「…子ども好きなんだね~」
ka「…そうだな…」
m「そうだね…」
「しかし…にいに…びっくり」
ka「だな…でも14才じゃな、ラウとじょう
と同い年だ…年が離れた兄妹なんだな」
「そうだ!ラウとじょうと一緒じゃん…
うわ~そっか…でも…私は、あのお母様が
ハイフンなのにもっと驚いた」
ka「え!マジで?なんでわかったんだよ?」
「マザーズバック?こうお世話グッズが
入ってるバックに、バッチがついてた
かずや担だったな、ピンクだったから」
ka「へええ~細かいとこ見てるな~
…うれしい…人生のステージが上がってる
のにファンでいてくれてんだな」
「だよな~うれしいだろ!でも推しが
こんな近くで、それも女装してるなんて」
ka「ハハ、プライベートだからな」
m「主様!さっきの小さい個体の…」
ra「やまと!」
「あっラウだ!ラウ~」
ra「ママに会えてよかったね」
「うん、よかった」
ra「お疲れ様、もう片付けして
帰れるよ!」
「ありがとう」
f「ラウ!成績表~」
ra「は~い」
f「かずやも!はいよ~」
ka「ああ」
「成績表が出るんだ…」
m「まあ、途中までだけどね…」
「残念…帰りもまた通るのか…」
m「主様?」
「うん?」
ギュッ))
「りょうた?」
m「ちゃんと俺の顔みて?」
「うん…」
m「さぶろうさん達のことは、後でじっくり
聞くとして…」
「ああ…」
m「俺と結婚してください♡コソ))」
「え?…う…」
m「じゃないよ?」
「な…ハハ…からかうなよ…」
m「先に返事!」
「…結婚…」
m「そっか…実感がないのか…じゃあ…
俺とずっと…永遠に一緒にいて
くれますか?」
「りょうた…」
m「りょうたじゃなくなってもだよ?
素直な気持ちで!」
「そりゃあ、はい」
ra「ねえ~イチャイチャすんな!
こっちこい!ほら!りょうたの!」
m「やった!は~い…また後でね♡
いこっか?」
「あ…うん…え…あ…」
m「アハハハハ、後でまたね!」
mu「にいに!いた!」
ni「お兄さん!」
「え?あれっ…何か忘れた?」
ni「お兄さん!みうが!あの!」
「…落ち着いて?みうちゃんが
どうしたの?」
ni「アイスを一緒に食べたいって
きかなくて」
「え?」
mu「ママ…にいに…いた」
ma「うん、にいにいたね…よかったね」
「あの…アイスを一緒にって?」
ma「あの後、受付によった帰りに、ここの
売店のアイスケースの前を通ったら
みうが「にいに…しろいまるい…アイス
…すき」って言い出しまして」
ni「僕も好きなので、一緒に食べようと
思って買ったら「にいに…いく」って
何度も…だから、お母さんが「お兄さん
がいたら一緒に食べてもらおうね」
ってでも…」
ma「3人でいらっしゃると思って…」
「ああ!お気遣いありがとうございます!
こちらの分はこちらで…みうちゃん、白い
まるいアイスどおれ?」
mu「…これ」
「ありがとうねえ」
m「行ってくる」
「ありがとう、じゃあ、みうちゃん、椅子
に座って食べようか?」
mu「…おひざ…」
「……おひざ?…」
ma「ああ…みう、ママのお膝に座って
食べようね?」
mu「…いや…にいに…おひざ…」
「あ…でもね…みうちゃん?もうねえね
だから…」
mu「グス…にいに…おひざ…グス…」
「あの…いいですか?膝に乗せても?」
ma「…本人が申しておりますので…
申し訳ありませんがお願いします」
「じゃあ、みうちゃん、あっちの椅子に
座って食べようね?」
mu「うん…にいに…しろい…まるい
…アイス…すき」
「うん、しろいまるいアイス好きだよ」
ni「俺も好きです!」
「あ…うん、美味しいもんね」
ni「俺…ゆうまです…お兄さんは?」
ta-ゆうまか…かいとに似てるのにゆうま
…ガキのくせにイケメンだな…それに育ち
が良さそうだし…何より自信に満ち溢れてる
頭も良さそうだ…あ~あ…目、ハートマーク
にしちゃって…ほくとと、れんの時と一緒
だな
「ああ…やまとだよ」
ni「あの…やまとさん、今日は皆さんで
遊びに来たんですか?」
「うん」
ni「…学校のお友達同士ですか?」
「ああ~バラバラだよ」
ni「やまとさん、恋人はいますか?」
-綺麗!綺麗!綺麗!キスしたい!
「あ…えっと…いない…」
ra「い…ング」
f「しぃ…」
ni「好きな人はいますか?」
「…いないよ」
ra「い…ング」
f「しぃ!」
ni「俺が立候補しても良いですか?」
「え?あ…」
s「駄目です!」
f「おい笑」
-あの人が恋人かな…それともアイスの
お兄さん…他の人には秘密なのかも…
ni「そっか…えっと…受験生ですか?」
「あ…うん、今年受験だね」
ni「どこの高校ですか?」
ma「ゆうま?ご迷惑でしょ?」
ni「…ごめんなさい」
「ハハ、め…か…高校だよ?ゆうまくんは…
みうちゃんと一緒に遊びにきたの?」
-め…か…高校…進学校だ…偏差値75以上
の特進クラスがある…医学部進学の常連
…でも…芸能科もあったな…やまとさんは
どっちだろ…俺も特進クラスは射程圏内だ
ni「はい!お母さんが復職して忙しいので
部活がない日は俺がいつも一緒にいます!」
「そうなんだ…部活は…何部なの?」
ni「サッカー部です!部長でレギュラー
です!」
me-へええ~どこの中学だろう…
見たことあったかな…
ka-自信満々だ…イケメンだもんな…
ta-モテるだろうな…かいとに似てるし…
あいつもかわいいタイプだな…いや…
まだ13だな…るうも相手にしねーだろ…
「おお!2年生で…でも3年生引退して
るのか…それでもスゴいね」
ni「ありがとうございます!やまとさんは
何か部活に入ってましたか?」
「あ…私は帰宅部だよ笑」
m「ただいま~皆…はい…」
「ありがとう!…みうちゃんはどう
しようか…1個全部食べたら…お腹
いたくなっちゃうかな?」
ni「はい、いつも俺と半分こです」
「そっか…」
m「余分に…」
「ありがとう、それじゃあ、みうちゃん
パッチンして……フフ、いただきます!」
mu「いたきましゅ」
「……グッとね……おお…上手……」
mu「おいし…つめた…」
「フフ…よかったね……」
ni「やまとさん?俺があなたにあ……」
ka「ゆうま君?それはまだ早いね?」
ma「ひっ……あっ…ごめんなさい…」
ni「お母さん?どうしたの?」
ma「あっなんでもないよ」
ka「ハハハ、声か!さすが!うれしい!」
ma「ずっと…そうなのかなとは…
…ごめんなさい…あの…プライベート
なので…グス」
ka「え?…気遣ってくれてありがとう!」
ni「お母さん?」
ka「ハハ…大丈夫、わかんないよな?」
ni「……声が…かめなし君?…」
ka「なあ?だよな?」
m「にいに、さすがだな!」
ni「俺も推しがいるんで…プライベートは
邪魔したくない」
ka「へえ~誰?」
ni「…女優さん…で…かめなし君、知ってると
思います…」
ka「へえ~そうなんだ、誰だろ」
ni「…つばきやま まあささん…です」
「グハッ…ああ…ごめんねえ…なんでも
ないよ?みうちゃん、上手ねえ」
ka「ハハハ…そっかあ…美人だもんな」
ni「はい…また、かめなし君とドラマ
共演しますね」
ka「ああ…そうだねえ…」
ni「ズルいです…あんな距離が近くて…
クリスマスライブの時の演出…録画して
ますけど…本気に見えて…腹が立って
でも、彼女の驚いた顔がまた愛らし
くて…帰ったらみよ」
ka「ハハハ…仕事だからなあ…にいには
恋人いないの?」
ni「まあさ…つばきやまさんが…大好き
なんで…」
f「あらら」
ra「はあ?」
ka「推しなんだろう?」
ni「…俺は…その区別ができないタイプです
100%無理だってわかってるけど…恋愛
感情で彼女が好きで…かめなし君を
呪います」
ka「情熱的だな!」
ni「…かめなし君は…恋人が…その…」
ma「ゆうま!失礼でしょ!」
ni「お母さんだって、悲しい顔してただろ!
そりゃ…別の世界ってわかってますけど
年の差も気にしないみたいだし…」
ka「…俺も人間だからな…いつも真剣だよ
何才差だろうと好きになれば気にする
ことなんてないんだ…でも去年の
秋以降のスキャンダルは嘘だけどね!」
ka「ですよね!やっぱり…おかしい
おかしいとは思ってたんです…あんな
短期間でコロコロ変わる人じゃない!
あ!ごめんなさい…」
ka「ご理解いただいてありがたいです笑」
ni「今は?いらっしゃるんですか?」
ka「…いるよ…もう変わらない…唯一無二の
存在を手にいれた!…っと…あの…ごめん」
ma「お気になさらずに!私も主人が
唯一無二の存在ですから…でも…やはり
理解が難しい方も…あっしゃべり
ませんよ!そこは安心してください」
ka「ありがとうございます!幸せでいて
くださいね?」
ma「グス…ありがとうございます…」
ni「かめなし君!まあさと付き合って
るんですか?あっつばきやまさんと…」
ka「え?ああ…そう見えたなら…役者として
本望だな…でも彼女、まだ15だろ?」
ni「さっき、年の差は関係ないって…」
ka「ハハハ、だったな…でもここで
YESNOしても、考えちゃうだろ?」
ni「そりゃ…」
ka「だったら…ドラマの設定を楽しんで
くれよ?」
ni「はい…楽しみにしてます…」
m-かずや…持っていったな…さすが…
続く