モモ「モモだよ」
なぜここで自己紹介するのだろうか←
ジンペイはラップをしながらこちらにゆっくりと歩み寄ってくる
ジンペイ「Yヤバいくらいに S素敵な Pパーソン♪イェイ カモン♪」
ラップをしながらこちらに近づいてくるジンペイは、もはや恐怖としか思えない
マタロウ「フブキさん!変身して戦ってよ~!」
フブキ「無理無理無理!!」
マタロウのお願いを顔を真っ青にして断固拒否するフブキ
ジンペイ「チミ達もパンツ被って~…」
ジンペイ「お揃っちになるでゲス~!!」
そういってジンペイは、コマに飛び掛かった
アゲハ「コマ君!」
コマ「ここは僕が引き受けた!アゲハちゃんとマタロウ君はゲスノートを!」
マタロウ「えッ!?」
アゲハ「でも…!」
コマ「行くんだ!!」
せっかくコマが、アゲハとマタロウの為に時間稼ぎをしているのだ。
コマのこの行動を無駄にしてはいけないと思ったマタロウは…
マタロウ「コマ君、ごめん!アゲハさん、行こう!」
アゲハ「う、うん!」
・
アゲハ「根民君!」
マスオはフェンスのある崖付近まで追い詰められる
マスオ「来るな!来たら名前を書くぞ!」
マタロウ「アゲハさんの名前も書けるの?」
マスオ「!;」
マタロウにそう問いかけられ、あからさまに動揺する
アゲハ「どういうこと?」
マタロウ「こんなバカなことはやめよう!」
マスオ「うるさい!周りにチヤホヤされて調子に乗ってるやつらを
ゲスにして何が悪い!?」
マタロウ「イケてる人間をゲスにしても、君が変わらなければ世界は変わらない!」
マタロウにそう言われ、ハッとなるマスオ
すると、ノートから不気味な目と手が生えてくる
?「アイツらの言うことなんて気にするな。名前をかけ。早く!!」
マスオは、ノートにマタロウの名を書こうとする
だが…
マスオ「クッ…ダメだ…!」
苦しそうに顔を歪めるマスオから、アゲハはノートを奪い取った
ノートを奪われたマスオはフェンスに凭れ掛かり、座り込む
マタロウ「分かってくれたんだね」
マスオ「違う!君の名前が思い出せなかった」
そう言われ、派手にずっこけるマタロウ
マタロウ「そういう理由!?」
アゲハ「じゃあ、私の名前は?」
マスオ「え?」
アゲハ「私の名前なら書けたんじゃないの?」
アゲハに言われ、焦ってるマスオに代わってマタロウが説明する
マタロウ「アゲハさんの事が好きだからでしょ?」
アゲハ「え。……そ、そうなの!?!?/////」
アゲハは吃驚してマスオの方を見やると、これまでにないくらい顔を真っ赤にさせていた
マタロウ「好きな人はゲスにしたくないよね。
僕だって、アゲハさんがゲスになってるところなんて見たくないし…。
学園内の有名な人たちをゲスにしたのも、
アゲハさんがその人たちを憧れの目で見るのがいやだったからでしょ?」
マスオ「……~~ッそうだよ!!
アゲハさんがアイツらを憧れの目で見てるのに嫉妬したからだよ!!
悪いか!?//////」
逆切れ気味に反論するマスオに、アゲハは慌てて答える
アゲハ「わっ、悪くないよ!
寧ろ私の為にこんな事をしてくれたんだって思うとすごく嬉しいよ!」
マスオ「え…そうなの…?」
アゲハ「うん!でも、皆の事ゲスにしちゃったら嫌いになっちゃうよ?」
マスオ「ご…ごめん……」
アゲハ「ううん、全然いいよ。……それより、これどうしよう?」
アゲハは自分の手にあるノートを見やる
?「消しゴムで名前を消せば、ノートの効果も消えるはずだよ」
アゲハ「後藤先生」
後藤「やってみて」
後藤は懐から消しゴムを取り出すと、アゲハに渡した
アゲハは言われた通り、消しゴムを使ってジンペイの名を消した
コメント
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初コメです!このストーリー好きですw