ライチ光クラブより二次制作
※BL要素多め
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あれから雨谷の家で生活を始めて1週間が経った
特にボクに何かする事もなく
たまにあの時の様にキスやハグをしてくるぐらいだ
常川「雨谷…外に出たい」
雨谷「いいよ一緒に行こうか」
外出は許されるものの絶対に雨谷が同伴だ
しっかりとした木製のドアを開ける
雨谷「寛之、手」
手を差し出される
常川「あぁ…」
しかも手繋ぎも絶対だ
信頼が微塵も無いのだ、当たり前だが
雨谷「今日も寒いね」
常川「そう,だな」
相変わらず今自分が8年の間どこで何をしていたのか思い出すことはできない。しかし雨谷と再会してからライチ光クラブでの記憶は完璧に思い出し
た。
常川「今日は雨が降りそうだな」
雨谷「傘持ってきて無いね」
見知らぬ街を歩くという事ほど不思議な気分になるものはない
常川「そういえば雨谷はいつから普通に喋れる様になったんだ」
雨谷「あ、あそこにカエルがいるよ」
常川「…そうだな」
たまに質問するが答えが返ってくる事は少ない
きっと答えたく無いんだろう
雨谷「昔の寛之の足を汚したカエルを殺した事覚えてる?」
絶対に笑顔で言う内容じゃ無いがこの男は平気で話す。
常川「そんな事もあったな…」
雨谷「あ、雨が降ってきた」
最初は小雨だったが直ぐに大雨になった
雨谷「少し雨宿りしよう」
常川「あぁ」
手を引かれて向かった先は
ラブホテルだった
雨宿りする場所にしては確実に悪意があると思った。
常川「…」
雨谷「ねぇ…寛之入ってみない?」
雨が滴る長い髪、睫毛につい見惚れてしまった
雨谷は何歳になっても綺麗だ
常川「あぁ、」
無駄に広い部屋に入ってしまった。
煌びやかに光る装飾が鬱陶しい
雨谷「お風呂一緒に入ろう?」
特に抵抗もなかったので一緒に入ることにした
服を脱いだ雨谷の身体はやはり男だった
だが線が細く色白の肌が黒髪に映える。
雨谷「そんなに見ないでよ」
常川「ああ、すまない」
雨谷「ウソ、やっぱり僕を見て」
常川「何を言ってるんだ、」
雨谷「ほら、寛之も脱ぎなよ」
常川「急かすな…」
雨谷はボクの一挙一動に一瞬たりとも目を離さない
常川「あまり見ないでくれないか」
雨谷「じゃあ先入って待ってるね、寛之」
風呂が終わり寝具に移動した
今からこの目の前の男と行為をするというのに
自分は異常なほど興奮していた
いくら見た目が女の様だからといって身体は男だ
雨谷「寛之、そこのとって」
雨谷が指差す先にあるのは避妊具だ
聞いたことはあるが初めてみる薄いオブラートの様なものに
戸惑いを隠せない
常川「これはどうするんだ?」
素直に疑問に思い聞いてしまった
雨谷「初めて見たの?」
全て見透かされている様で恥ずかしくなった
常川「ああ、だからなんだ」
雨谷「寛之の初めてが僕なんて嬉しいな」
小っ恥ずかしい言葉をよく言えるもんだこの男は
その瞬間腰の辺りに何がドロッとした液体がかけられた
常川「ぁ、っなんだ」
雨谷「潤滑剤だよ慣らさないといけないから」
状況理解が出来ない
ボクは今何をされているんだ
膣に指が入ってくる
今までに無い感覚で違和感でしかなかった
常川「ボクが女役なのかっ」
泣きそうになりながら雨谷に言った
雨谷「そうだよこっちも慣れたら気持ちいいらしいよ」
雨谷「寛之、昔から気持ちいいこと好きでしょ」
図星をつかれて死にたくなった
常川「気持ち良くなんてない、苦しいだけだ」
雨谷「じゃあ探してあげるね」
身体の中が内臓が触られてる様な気持ちが悪い感覚が続く
常川「ぅぅ、」
常川「もうやめてくれ、」
弄られていた身体は震えていたがそんな事もお構い無しに雨谷はボクの中心に触れた
常川「ぁ、っ」
割愛
長い長い夜は幕を開け外の景色はもう朝になっていた。
横で眠る雨谷は僕の手を一時も離さない
常川「雨谷」
雨谷「ん、?」
常川「ボク達は一体どうなるんだ。」
雨谷「寛之はどうなりたい?」
常川「分からない。ボクは自分が思っている以上に雨谷の事を知らない。」
雨谷はボクの手にそっと触れた指で骨をなぞる様にして
雨谷「じゃあ、これから知ってって欲しいな。」
雨谷「そしたら僕たち今度こそ。」
幸せになると思うんだ
ボクはまだ知るよしもなかったこの「言葉」の意味を
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え、さいこう