TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

長編小説「スクールINゲーム」

一覧ページ

「長編小説「スクールINゲーム」」のメインビジュアル

長編小説「スクールINゲーム」

6 - 第4話前編【嫌な追加ルール】

♥

41

2023年09月19日

シェアするシェアする
報告する

小説「スクールINゲーム」

第4話前編【嫌な追加ルール】


「新しいルールだと…?」

急遽追加が決まったルール。その内容は…

「今から1時間、“プレイヤー”一人一人に銃を持たせます。その銃で鬼を殲滅してください。また、鬼を全て殺したらその時生き残っているプレイヤー全員をクリアとします。もちろん隠れていてもルール違反にはなりません。プレイヤー同士で殺し合っても違反にはなりません。ではどうぞ。」

アナウンスがそう言い終わった瞬間プレイヤー達の手に銃がパッと出てきた。

「本物の…銃……」

美琴は銃を持ってある想像をする。

とあるゲームでバトルロイヤルをする想像を。

「いける。確実に。」

普通にかくれんぼをしてクリアするか、鬼を殲滅して全員でクリアするか。

鬼も鬼でプレイヤーにタッチさえ出来ればプレイヤーはその場で体が爆発し死ぬ。

そう。この“恐怖のかくれんぼ”は、鬼VS人間を格段に表したゲームなのである。

美琴はフェモリーマートから体を乗り出し楽しみに溢れている顔をして

「ショータイムの始まりや!!」

と言って鬼を殲滅しにいった。

その頃、陽菜は美琴のいたフェモリーマートにある休憩ルームに居た。そして配られた銃を片手にずっと手が震えていた。

「どうしよう…私、こんな物持って大丈夫なの?」

少しその銃を探っていると間違えて銃を発砲してしまった。

「!?ま、マズイかも!?」

するとフェモリーマートに鬼が三体ほど集まってきた。

陽菜は休憩ルームの掃除用具を入れるロッカーの中で息を殺して隠れた。

だがその時興味深い事が起きていた。

「なぁホントにここに居るのか?“プレイヤー”が。」

「間違いない、ここから発砲音が聴こえたんだ。俺の耳を舐めるなよ?」

「なんかウザイ。背中のボタン押してやろうか?」

「やめい。」

なんと鬼が喋っていたのだ。それと同時に陽菜はある疑問を持つ。

「……“背中のボタン”??」


第4話後編【必ず攻略方法はある】

お楽しみに

この物語はフィクションです。

長編小説「スクールINゲーム」

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

41

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚