テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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一筋の光

第3話 - 第二話　まさかの事態

160

2024年02月12日

#SnowMan

#病み小説

#深澤辰哉

雛鶴ゆきね

ー岩本 Sideー

〜ラジオ収録〜

岩）こんばんは。Snow Manの岩本照と、

深）深澤辰哉です！

岩）Snow Manの素のまんま、今夜はこのコンビでお送りします。

深）岩もっさん久しぶりじゃない？

岩）そうね。ふっかとは久しぶりかも。

岩）んで、まあ、このコンビでする話だと、舞台ですね。

深）でも前も舘さんとその話した。

岩）まぁまぁ。

深）あれですね、新橋。

岩）そうそう。

深）まあ後輩ちゃんもたくさん出る予定なので。

岩）ふっかは最近痩せてるけど大丈夫なん？心配。

深）大丈夫！大晦日の生配信でも言ったけど、最近運動よくしてて。

深）やっぱすっきりするから！(にこっ

岩）、、、ふーん、そっか。

［俺はふっかが心配だ。いつもと何かが違う、メンバーに向ける笑顔が本物じゃない気がする。打ち明けてくれないかな、　どうしよう、聞いてみるか、、、？］

〜ラジオ収録後〜

ス）３０分ほど休憩の後に、深澤さんと宮舘さん録りまーす。

深）了解です！

〜楽屋〜

深）ただいま〜

岩）ただいま。

宮）おかえり。水飲む？

深）後で！俺、トイレ行ってくる。(がちゃ、、、ばたん(ドア)

［笑顔がやっぱりひきつってる、、、］

岩）舘さん。あのさ、

宮）分かってる。ふっかのことでしょ？

岩）よく分かったね、

宮）雰囲気で。笑

岩）最近ほんとに心配で。ふっかの心からの笑顔を見てないから、

宮）雰囲気もいつもと違って暗い感じだから心配なんだよな、

岩）どうしよ、

宮）今日ご飯誘ってみたら？

宮）照だったら、いける。

岩）いけるかな、

宮）うん。大丈夫だよ。

岩）、、、なんか、舘さんに言われたら大丈夫な気がする。

岩）がんばっt

— がーん、どさっ —

宮）何の音？

岩）、、、嫌な気配、(ダッシュ

宮）待って照、俺も。(ダッシュ

ー宮舘 Sideー

［俺と照がトイレに着くと、、、］

岩）なんだこれ！？

宮）床が、、、血だらけ、、、？

岩）ここの個室から、な気がする。

宮）閉まってるし、

岩）、、、舘さん、退いてて。

宮）え？

岩）体当たりで、開ける。(どんどん

宮）ちょっ、

— がちゃっ、どん(ドア開いた) —

宮）え、、、ふっか！？

岩）うそだ、ふっか？

岩）ふっか！！ふっか！！

［ふっかが倒れていた。血を流しながら。］

岩）舘さんスタッフ呼んで、

宮）救急車も呼んどくね、

岩）ありがと。

［走りながら俺は、後悔していた。　なんで俺も、照も、そして他のメンバーも、ふっかを助けられなかったんだ。なんでだよ、］

ー深澤 Sideー

［楽屋から出た俺は、トイレに行き、一番奥の個室に入った。］

深）はぁ、、なんで、、、

［今日のラジオでも、俺は上手くトークを回せなかった。照に引っ張ってもらってばかり。何で人に頼ることしか出来ないんだろう。なんで？　、、、そう考えたら、リスカをしたくなったんだ。］

深）(ｻﾞｸｯ､ｻﾞｼｭｯ､ｻﾞｼｭ､

深）やだ、、、まだ、足りない、

［ポッケから愛用の風邪薬を出して、何粒かも分からないほどたくさん出す。それから、ペットボトルの水で全てを飲み干した。］

深）まだ、

深）あ、そーだ、カッター刺してみよ、、、

深）(ｸﾞｼｭｯ､ｸﾞｻｯ､

深）う、、うぅっ、、、泣

［気づけば俺は泣きながら、腕にカッターを刺していた。］

深）うっ、、、

［その時、急に体がぐらついた。床を見ると、血が外まで流れ出ている。やっちまった、、、　そのまま俺は意識を手放し、真っ白い世界の中に落ちていった。］

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