「α国の脅威を誘拐してこようと思う!」
「「は?」」
早朝の会議室に響いた戸惑いの声は、ヅサヅサとグルッペンに突き刺さる。
「…あのぉ〜、何を言ってはるんですか?お薬増やしましょか?」
書記長であるトントンは白けた目線でグルッペンに問う。
「む、俺は至極真面目だゾ」
「え、マジで誘拐するつもりなんすか?グルッペン」
「そうだが?なにか問題でもあるか?」
「…いや、問題ありまくりやろ。まず、α国の脅威の詳細がよくわかっていない、誘拐は犯罪、連れてきてどうするのか、とか沢山あるけど、、、」
「トン氏よ、この計画には協力者がいるのだ。大先生、ショッピ、チーノ。例の写真と資料を他のものに」
「了解です。みなさんこれをどーぞ」
渡された資料には、脅威と呼ばれている彼の写真と経歴が書かれていた。
その資料を見た面々は皆顔を顰める。
「…なんや、これ」
絶句して何も言えなかったトントンは、放たれたシャオロンの言葉に酷く同意する。
「これは、ほんまもんか?」
コネシマは感情の無い目で資料を見ながら話す。
「これは全て事実だ。なんせ大先生達が手間暇かけて調べたのだからな」
「ほんまに大変やったで。………で、これを見て誘拐作成に異存があるものは?」
「作成会議はこれからでいいか?」
トントンの鋭い赤目は、他の人間の色とりどりな目を一景する。
「…ふっ、やる気だな、トン氏」
「当たり前なんですよねぇ」
「総勢、取り急ぎ任務につけ。以上!」
「「ハイル・グルッペン」」
さぁ、戦争の時間だ。
✲
※ mbzm 挿入なし
気怠い躰を叩き起し、目を擦って意識を覚醒させていく。
時はまだ早朝。
ゾムはこれから任務に行くための準備を始める。
躰を見ると、赤い噛み跡や拘束された時の跡がくっきりと残っている。
引き裂かれた服を取り払い、全裸になる。
そのまま部屋に付けられたシャワー室へと足を運ぶ。
「…ぅっ、ん」
昨夜の事を思い出し、吐き気が込上がる。
それでもシャワーをしっかり浴び、躰の隅から隅まで洗う。
涙か水か分からないものが頬を伝って行き、躰が十分綺麗になったところで、その真っ白な躰を拭いていく。
「おいっ!脅威!!任務の時間だ」
いきなり扉が開かれたと思うと、男がズカズカと侵入してくる。
「…いま行きます」
まだ躰を拭いている段階だったので、その艶かしい躰を男の眼前に魅せてしまう。
「…ふぅん?やっぱお前いい躰してんなぁ」
タバコ臭い息を耳元で吐かれて、嫌悪感に鳥肌がたつ。
そのままゆるりと腰を掴まれ、背筋を辿ってなぞられる。
「…んっ、あっ、ぅ」
開発され切ったゾムの躰は、思わず嬌声を漏らす。
「や、だめ、です。…に、任務があr…んぁぁぁ///」
「少し遊んでいけよ」
「んっ!やらぁ!!だめ、っっ、んぅっ…♡」
壁際に押し付けられ、太腿で股の間をグリグリと刺激される。
体格差のせいか、浮かんだ躰は、何一つ抵抗を許さないようにと手まで上に固定される。
「なんれっっ!やっ、だか、ら、、あんっ//や、んんっっ……/////っあぁぁぁ」
男の膝の上でビクビクとイッたゾムはそのまま力を失う。
ぐったりとしたゾムを抱えると、男はゾムをそのままベッドへ運んだ。
「……あ、ぅ、だめ、で、す」
特有の倦怠感が襲った躰は上手く動かない。
躰に巻いていたタオルも剥ぎ取られ、思いのまま愛撫される。
白い喉を反らし、せめてもの抵抗として、いやいやと頭を振る。
そのときにふわりと香ったシャンプーの香りで男はさらに刺激される。
「お前のココも可愛がってやらないとなぁ?」
そう言ってサーモンピンクの二つの突起を触られる。
「んんっ…///」
「気持ちよさそうだなぁ。淫乱なやつめ」
「うぅっ。も、やめて、ください、、んぅっ♡」
男がベルトを緩め、ブツを出そうとしたそのときだった。
「…チッ、、、お前、急用あったのかよ。おもんな」
インカムからの連絡でゾムの最速が言い渡され、男は悪態をつきながらゾムを放り投げる。
「脅威。帰ったら覚えとけよ。不完全燃焼なんだからしっかりと奉仕してもらわないとな」
ニタニタと笑みを浮かべ、男は去っていった。
ゾムは、あいつの前にご主人様がするだろうし遅くなるだろうな、と頭の隅で思っていた。
前座だけで解放されたので、比較的躰は汚れていない。
さっと洗って出なければお仕置されてしまうから急がねば、と再び準備を急いだ。
mbzm ※挿入あり
あいつに中途半端に触られた躰がもどかしい。
ゾムは時より身を捩りながら必死に任務を遂行していた。
今回の任務は重要書類の奪還。
自国の情報が抜き取られ、それが公になると戦争の情勢的に危うくなるらしい。
そもそもなんで簡単に情報抜き取られてるねん、と上の馬鹿さと浅ましさを思いながら聞いていたことを思い出す。
まだ抜き取りがあってから一日も経っていない為、コンピュータへの移行までにどうにかしなければならない。
「……っう、ん」
ダクトの移動で擦れた布と肌がこそばゆい。
不完全燃焼のゾムにとっては大層苦しいものだった。
「…っああ”!!……んっ、な、んっ…///」
自国から逃げないようにと取り付けられた首輪と腰に巻かれた薄い機械が突然バイフのように動き出した。
ゾムは上の遊びでつけられたこの機能を憎む。
「…くっっそ!絶対さっきの奴やぁ」
ダクトから物置部屋へ避難した先で腰を下ろす。
未だ動き続ける機械を止めようと手で触れるが、逆効果。
一層動きを強めるそれに躰のコントロールが効かなくなる。
「んんっ…///あ、あぅ、、もっ、やぁ!」
へたりと倒れ込んだゾムは少々埃臭いが冷たい床に頬擦りをして耐える。
股に手を伸ばして先走りをとめようとするゾムは艶めかしすぎて目が当てられない。
そのとき、指し示したかのように扉が開いた。
「ほんとに居るじゃないか?!……これはこれは、なんとも美味しそうだ」
舌なめずりをしながらゾムに近寄る複数の影。
「…う、なんで、、?……あっ//」
嬌声を止められないゾムは明らかに誘っているようにしか見えない。
女に飢えてる軍属の男たちが獣のようにゾムを掴みあげる。
「…なんで、ってかあ?そりゃあそちらさんが来るって言ってたからだよ」
「…え__…んんん”っっ!あっ!痛っ、やぁ//やめっんぅ」
言葉を反芻する前に乱暴にズボンを脱がされ、解かしもしていない後孔に男のブツを入れられる。
「ははっ!最高だせ!!」
「俺は上を貰うからな」
「んぐっっ!んっんっん”っ!」
苦しくて、痛くて、辛くて、
そんな行為なのに、だんだん快感を感じている自分が怖い。
妖艶な腰が、知らず知らずの内に振られる。
手を上にまとめられ、前には立った男がゾムの口でフェラをする。
後ろにはもう一人の男がゾムのナカをグチグチと貪る。
ハメ撮りをしているものもいれば、行為の様子をみて今か今かと待ち望んでいる男もいる。
既に服は半ば脱がされ、サーモンピンクの飾りがピンと張って主張している。
「やぁっ!やめ、、//んぁぁぁぁ♡あ、ぅ、んっ…///」
ビクビクと腰を震えさせて絶頂したゾムは、くたりと躰の力が抜ける。
そんなゾムを後ろから激しく男が突き上げる。
「やぁぁぁっ!もっ、さっ、き、イッたからぁ…//んぅっ♡あっ、あっ、んぅっ♡」
前にいた男が達して、次の男がゾムの乳首を弄る。
虐めるのが好きなのか、ゾムの顎を掴みあげると、布を当てて何かを嗅がせてきた。
「んむっ?!……んん……/////っはぁ、はぁっ」
布を外されると、強烈な躰の疼きがゾムを襲った。
「…あぅ、んぁっ、ふっぐ、うっ…//いやや、なにこれ♡」
はふはふと息をしながら唯一動かせる腰を揺らして疼きを何とかしようとする姿に男たちがさらに興奮する。
「ここにっ欲しいんだろ?!な”ぁ”っっ!?」
「んぁぁ♡♡やらっ!ちが、っ、ひやぁぁぁっっ///もう、なんかいもっイッたぁ、!んう”っ♡あううううううん…♡♡/////」
止まらない絶頂に涙しながら躰を震わす。
なぜ、任務なのにこんな事になっているのかなんて考える暇なんてなかった。
コメント
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ぴゃーーー(?) ちょっと用事から帰って来たら, 神すぎてタヒんだ,,,,。 語彙力分けて欲しいです,,,。