テラーノベル
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博麗神社にマルクが現れ、自分はこの異変の【黒幕】の協力者だと話した。
だが、それは【黒幕】が来るまでの時間稼ぎ…霊夢は殺されてしまった…
*(ここは…何これ?「コンティニュー」、「リセット」…上の奴ってどうやって読むの…?)
*(さっきのは…、弾幕ごっこじゃあなかったから、本当に殺されたのよね?)
*(残機も機能しなかったし…。とりあえず、弾幕ごっこにもある、「コンティニュー」を押そう)
「…霊夢…、霊夢!起きてよ!…やっぱり無謀かな…。
人間が『決意』のSOULを必ずしも持っているとは 限らないし…。」
いんくが、れいむをなおしながら、ひっしにれいむのなまえをよんでいる。
たしか「ケツイ」のソウルをもっていると、たおれてもふっかつできるらしい。
れいむ…だいじょうぶかな…。いまは、いんくいがいのみんなで、【クロマク】とたたかっている。
【クロマク】のコウゲキをうけると、れいむみたいにたおれてしまう。
だから、カイヒにしかしゅうちゅうできなくて、コウゲキがなかなかできない。
「うおおお!!!!食らいなサイ!『応符「遺憾砲」』!!!!」Miss
「何それ…?それ食らっても実態ないから効かないよ?…まあ、君はP√《平和主義》国家だから、基本的に他の国に攻撃出来ないんだよね?日本国憲法第九条…だっけ?馬鹿馬鹿しいね。昔、大国に喧嘩吹っかけ無ければ、こんな自分を弱体化させるような憲法作らなくてよかったのに。」
「**…私は昔誓ったのデス…!**あの第二次世界大戦で…、本土への空襲、原爆投下…私も酷い事をしてしまった…他の国を侵攻して…資源を奪って…そのツケがまわってきてしまったのデス…。何も罪の無い一般国民に向かって。こんな事に成ったのは私のせいなのに…。
だから、**二度とこんな事が起きぬように…**私は平和主義国家になりました。
どこの国も傷つけぬように…」
「あははっ、可笑しいねw今まで奪う事で発展して来たんでしょ〜?
奪った上で平和主義気取らないでよね。奪う事だけでしか発展出来ないのにw」
「…聞いておきますが、貴方は今どういう目的で動いているのデスか?」
「…え、僕?僕は単なる好奇心で動いてる。「何処までLV上げられるのか」とか、「あの殺人鬼を
此処に野放しにしたらどうなるか」とか。まあ色々だよ。手は血塗れのハズなのに綺麗事が大好きな国《君》達とは大違いさ。」
*(「コンティニュー」を押して少し経っても何も変化がない。少し周りの声が聞こえるだけ。)
*(ただ、聞き捨てならない一言が聞こえた…「殺人鬼を『此処』に野放しにしたらどうなるか」)
*(私達の、「幻想郷」をあたかも実験場みたいに言われるなんて…)
*(目の前が白い光で満たされた。)
「…あんたは…この世界の事、何だと思ってんの?」
霊夢の口が開いた…!良かった…、「決意」のSOULの力で戻って来たんだ…!
「!…霊夢!?良かった、起きたん…」
小さな口を力いっぱいに開き、大声で叫ぶ彼女は限りなく、 その目は、行動は…
「決意」で満たされていた。 相手の【黒幕】…《→=○※●》も決意のSOULを持っていたけど…
…僕の目には霊夢の方が数倍「決意」を持っているように見えた。
「煩いな…そんなに君には此処《幻想郷》が大事な…」
「**大事に決まってんでしょ!!**自分が生まれた所なんだから。あんただって…生まれた故郷位、誇りに思ってんでしょ…?」
「…羨ましいね。自分が生まれた世界を大切に出来るなんて。…僕は …おっと、
自分語りを少ししてしまったみたいだ。もういい。今回は此処までにしておこう。」
《※#(◣←》はそう言い残し、一瞬で消えた。
《♡#”▽★》が消えた後、皆私を抱き締め、私の名前と「良かった」「おかえり」と口々に言う。
「まさか、今日出会った奴に「おかえり」って言われるなんて思いもしなかったわ…。」
「とりあえず無事でよかったデス!」「ぽよ!」「一分が一時間に感じたデス…」
「ふふっ…。本当に長かった、あれは体感12時間位に感じた」
「さっきの霊夢、本当にカッコ良かったなぁ…!!」
コイツら、本当に今日出会ったばかりよね?すごい昔の思い出話のように語ってるけど…
さて、私は《◇)◇ゞ②》の攻撃食らって能力消えちゃったし。
今回の異変もあの腐れ縁のバナナと組んだ方が良さそうね。
そうと決まればバナナの家まで徒歩で行くしかない…
今日は中々濃い一日になりそうね…。
第一章 プロローグ 完
コメント
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本来なら太字になる所が*みたいなやつで囲まれてるバグ?みたいのがあります…() 何ででしょうか…?よかったら誰か教えてください() そして私は夏休みの課題もせずに何をしているのでしょう(馬鹿)