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あじさい。
120
#❤️💛
さぬ
25
8,170
※本番はありませんが前触れがございます
大丈夫な方のみお進みください
はやとの家の玄関相変わらず靴も揃ってて靴の種類が多い
さすがモテ男
そんなモテ男の佐野勇斗がデロデロに酔って
俺と腕組みをしている
なんなんだこの状況
「ここ、おれんちぃ?」
「そー、とりあえずリビング行くか…」
一回座ってもらって様子見するか
めんどくさいが頑張って
デロデロに酔って正気じゃないはやとを
歩かせる
足取りは辿々しいが
腕だけはしっかりと掴んでいる
足もしっかりと動かして欲しいものだ
なんとかリビングのドアを開けてソファーに
座らせる
水を飲んだがまだ頬が赤い
「風呂はーっと」
お風呂を確認しようと席を立った時
俺の腕がガシッと掴まれる
後ろをくるりと振り返ると
酔ってる?ってさっきとは大違いの
しっかりとした目でこちらを見つめる
はやとがいた
頬は赤いままだが
「なに?」
「どこいくの?」
そうだ酔った時のはやとは甘えたになる上に
寂しがりやになるんだった
やらなきゃいけないことが多すぎて
すっかり忘れていた
相変わらず酔ってるくせに力は強い
なんならいつもよりも強い
「お風呂沸かしにいくの」
「おれぇもいきたぃ」
呂律が回ってなくて聞こえづらいが
お風呂沸かしについていきたいのか?
んまぁそんくらいならいいか
「じゃあ立って?」
「うぅん…」
やはり足取りが難しいのか
足がガクガク震えている
俺はそっと脇の下に手を入れて
支える
そのままゆっくりとソファーから立たせる
立ち上がれたが
フラフラしている
手を繋ぐだけじゃぶっ倒れそうだな…
そう思った時
「う”!」
謎の張り声と共に背中に体温を感じた
あっ、バックハグかこれ
確かにそうすればバランスは崩しにくいな
はやとの手が俺の首に触れる
「ひっ…」
「へへへぇ笑」
こいつ…絶対わかってやってるな
ちょっと腹立たしいが
それよりも先にやらなきゃいけないことが
山積みのようにあるので
さっさと風呂を沸かしに行こう
歩いて風呂場まで来た
朝にもう浴槽は洗ってあったようで
あとは風呂を沸かすだけだった
ボタンを押して
「お湯貼りします」
そのままリビングに戻る
ソファーに座るよう促しても
全然離してくれない
「やぁだ!離れるのやだぁ!」
子供のように怒る
ここまで来たか……
指示を聞かない時は
「そういえば今日のじゅう服俺好みだったな」
そう彼氏の前で他の男の名前と話をする
これで大抵ゆうことを聞く
はやとは黙ったまんま
待つけど何も言わない
痺れを切らして
後ろを振り向いてみると
「…俺の前で他の男の名前出すんじゃねぇよ」
そこにはいつもなら
「うぅ、俺は?ねぇ!おれぇは?」
子供みたいに可愛らしく俺は俺は?って聞いてくるはずなのに
今目の前にいる酔ってるはずのはやとは
一匹狼のような
俺を獲物のように見つめてくる
嫉妬心独占が目から溢れ出るように
「ぁっえっと」
こうなるのは初めてなので
困惑する
マジで怒ってる時の目だ
はやとはそのまま俺の腰に手を回して
そっと俺の耳元に近づく
「仁人は誰のもの?」
俺の好きなはやとの低音ボイス
耳が喜んでいることを感じて
なんだか悔しくなる
「…ぅう…」
言うのが恥ずかしくて
なかなか言い出せない
てか本当に酔ってるのか?
だとしたら手慣れすぎてんだよ
「ほら言わないと…?」
服の中にするりと手が入ってくる
お酒を飲んだら普通
少し熱っぽくなるはずだが
はやとの手は冷たかった
それでも俺が黙っていると
さらに片手で耳を触り出した
俺の弱いところを明確に当ててくる
酔ってる時でも
「やめ、」
抵抗しようにも力が強すぎる
こんな声も出したくない
もう腹を括るしかないのか?
そう考えてる間も耳をつぅと撫でられるような焦らされているような
変にお腹の奥がゾワゾワする
このままだと、はやとの思うようになってしまう
もしかしたら耳を噛まれるかもしれない
そう思うだけで耳が熱くなる
ならその前に言わないと、ふぅ、大丈夫だ
俺なら行ける!!
「おっおれは!は、はやとのもの!!」
でかい声で届けとがむしゃらに言った
今度は俺の目をしっかりとみて
俺の言葉に微笑んでいた
「そうだよな、仁人は俺のものだよな」
「…そう、だけど、」
あぁ!もう!
恥ずかしくて死にそうだ
満足そうなはやと
さっさと酔いが覚めてはくれんか
手に負えんわ
『お風呂が沸きました』
「ほらお風呂沸いたって」
「一緒に入る!」
「いやでーす」
「…なら入らんしぃ」
「あーもう、わーったわーった入る」
「えへぇ!やったぁ!!」
コメント
3件
なんで俺好みのやつが書けるんですか!もしかして俺の事好k(殴 冗談です、でも毎回お話の内容もタイプすぎてやばいです!
いやもうあじさい。さんの作品読み終えたわ。第2話、めっちゃ良かった…! 酔って甘えん坊になるはやと、しかも途中からあの低音ボイスで「仁人は誰のもの?」って囁く流れ、たまらんかった。普段のクールな感じとのギャップがエグいし、仁人の「言わないと…?」で困惑するところにキュンときたわ。お風呂一緒に入る流れも自然で、酔ってるのか演技なのか分からない絶妙なラインがもう…続き気になる!!