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俺は、散歩をしている。
皆で。
でも、今日は彼奴だけ居なかった。
何処に行ったんだろうと捜しながら散歩をしている。
そんな時。
1人の悲鳴が聞こえた。
MOB「だっ…誰かっ!」
その人が指さした方向は崖。
急いで俺らは崖の下を覗く。
zm「………ッ…はッ…?」
俺は目を疑った。
だって、崖の下には、
海に落ちていく相棒が見えたから。
zm「ッ…?ロボッ…ロ……?」
俺は、ただひたすら、
自分に言い聞かせていた。
rbrじゃ無いはずって。
でも、俺は彼奴が落ちて行くのを、
見ることしか出来なかった。
ザッブーン!
その音を聞いた瞬間。
俺の目から涙が出た。
zm「ッ…うァァァァァァッ!(ポロポロ」
涙が止まらず、その場に座り込んでしまった。
彼奴は、何で自殺なんか…?
ふと、彼奴が言っていた事を思い出す。
zm「ッ…!あの…ロボロのクソ親ッ…!」
俺はrbrの能力や、その親の計画も全て
教えて貰っている。
彼奴は、それを阻止するためにッ………?
拳を強く握りしめた。
こんな事になるなら、何で言ってくれなかったのだろうと。
言ってくれていたら、結末を変えれたかもしれなかったのに…ッ…。
後悔と悔しさで胸がいっぱいになる。
彼奴は、元々これを考えていた…?
いくつもの謎が浮かび上がって来る。
それでも俺ずっと、
zm「御免ッ…御免なッ……?」
と、ひたすら謝っていた。
他のメンバーは、救急車を呼んでいたり、
俺と同じような感じになっていたり。
色々大変だった。
そして、病院に着く。
看護師「今から手術をするので、しばらく待ってください。」
何故手術?と思っていたが、彼奴の腹には硝子の
破片が刺さっていたらしい。
助かりますように。と、
ずっとずっと願うしかなくて。
それで、もし死んだらどうしよう、とか、
ずっと考えて、考えて、
他の皆もそうだろう。
ッ…。
rbr、早く、戻って来いよッ……!
皆、心配しとんで……?