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白馬にまたがり砂漠を駆け抜け、風神乱舞せし砂丘を超え、ジハード(努力)をし粉塵巻き上がる砂原を駆ける!!彼の名はアブー・バクル・アッ=スィッディーク!!今カリフになる為の彼の物語が始まる「俺の名はアッ=スィッディーク!!天下を獲る者の名だ!!」
預言者ムハンマドの最初期の教友(サハーバ)にしてムスリムのひとりであり、カリフすなわち「アッラーフの使徒(ムハンマド)の代理人」( خليفة رسول الله Khalīfat Rasūl Allāh)を名乗った最初の人物である。
預言者は言った「もし誰かを私に最も近い盟友とするなら、それはアブー・バクルであろう。彼は私の兄弟であり、教友でもある。 」
アブー・バクル・アッ=スィッディークは、成人男性として初めて、預言者ムハンマドの教えを受け入れてイスラームに改宗した人物でした。預言者ムハンマドが、唯一なる神以外に崇拝に値するものはなく、彼(ムハンマド)が神の使徒であると言ったのを聞いたとき、アブー・バクルは躊躇なくイスラームへと改宗しました。イスラームに改宗したり、失った信仰に立ち返ったりする人は、誰しもが障害やためらいを見出すものですが、それは彼には当てはまりませんでした。信仰の甘美さが彼の心に入り込み、誠実なる者として知られる彼は、真実を認知したのです。
預言者ムハンマドは、最初に啓示が下された時期、身の回りの人々にだけに密かにイスラームを説いていました。預言者ムハンマドはその教えが、深い迷妄に陥っていたマッカの人々に衝撃を与え、狼狽させることを知っていました。彼は、徐々にその教えを広め、その輪を拡大させる追従者の一群を作り上げたかったのです。ムスリムの数が38人に達すると、アブー・バクルは敬愛する預言者ムハンマドのもとを訪れ、その教えを公に布告したいと告げました。
公に晒されるにはまだ数が少なすぎ、危険であると感じた預言者ムハンマドは、その提案を却下しました。アブー・バクルは諦めきれずに、そのことを教友たちに言及し続けました。預言者ムハンマドが神により、公な布告を命令されたとき、彼はアブー・バクルとカアバ(マッカの中心に位置する神の館)に向かいました。アブー・バクルは立ち上がり、大きな声でこう宣言しました。「唯一なる神以外に崇拝に値する神はなく、ムハンマドはかれの僕であり、使徒である。」アブー・バクルはイスラームを公言した最初の者だったのです。
彼は言った「みんな平等とは限らない、一人一人の個性があり、人間性がある!!未来を育むには導く指導者が必要である!!」
「ウンム・ルーマーンよ汝を愛しておるぞ!」