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タイトル
触れるたびに
登場人物
入野自由(17歳):敏感ボーイであることを隠しているが、江口の無神経な行動にキレながらも惹かれていく。
江口拓也(17歳):無邪気で鈍感。自由にスキンシップを仕掛けるが、その意図は純粋なのか、それとも――?
シーン1:教室での初接触
(放課後、教室に二人きり)
江口:「入野~、お前、今日の声優の授業、すごい褒められてたじゃん。」
入野:「別に普通だし。そんなの大したことないから。」
江口:「そう言うなって!」(軽く肩を叩く)
入野:「っ!」(思わず声が漏れる)
江口:「えっ、今の何?驚いたの?」
入野:「…別に!何でもない!」(顔を赤くしてそっぽを向く)
江口:「いやいや、今の面白すぎだろ!」(肩をもう一度叩く)
入野:「触るなっつってんだろ、このバカ!」
シーン2:廊下での不意打ち
(翌日、廊下を歩く自由に江口が後ろから近づく)
江口:「よっ、入野!」(背中をポンと叩く)
入野:「っ…!江口、お前、いちいち触んなよ!」
江口:「なんでそんな怒ってんの?俺たち仲良しだろ?」
入野:「誰が仲良しだよ!てか、触んの禁止!」
江口:「そんなに嫌がると、もっと触りたくなるな~。」(ニヤニヤしながら肩に手を置く)
入野:「ふざけんな!」(振り払おうとして逆に引き寄せられる)
江口:「おっと、危ない危ない。入野、もっと素直になれよ。」
入野:「何が素直だよ!ほんと、ムカつく!」(内心:なんで顔が熱くなるんだよ…。)
シーン3:カフェでの言い合い
(学校帰りに江口が自由を無理やり誘ってカフェへ)
江口:「あー、ここのケーキ美味いんだよ。入野も食べてみ?」
入野:「なんで俺が食べる必要あんだよ…。自分で食え。」
江口:「せっかく頼んだんだから、一口くらい食べろって!」(スプーンで自由の口元に差し出す)
入野:「ちょ、やめろって!」(避けようとしてスプーンに当たる)
江口:「ほら、素直に食べろよ。」(スプーンで口元を拭う)
入野:「触んなっつってんだろ!」(顔を赤くしながら思わず手を振り払う)
江口:「やっぱり敏感だよな~。お前って。」
入野:「黙れ!もう帰る!」(立ち上がるが、江口に腕を掴まれる)
江口:「怒んなって。俺、お前といるの結構楽しいんだよ。」
入野:「…っ!」(心の声:なんでそんな顔するんだよ…。卑怯だろ。)
シーン4:秘密の共有
(自由の「敏感」さに気づいた江口が、軽く茶化しながらも真剣な顔で話を切り出す)
江口:「ねえ、入野。俺、気づいちゃったんだけどさ。」
入野:「…何だよ。」
江口:「お前、触られるの苦手なんだろ?でもさ、それって別に恥ずかしいことじゃないと思うよ。」
入野:「……!バカ、そんなこと…。」(目をそらしながら)
江口:「俺は別に笑ったりしないから。むしろ、そういうお前が可愛いと思うけどな。」
入野:「っ、可愛いとか言うな!お前、ほんとふざけすぎ!」(顔を赤くして拳を振り上げる)
江口:「ほら、また敏感になってる。」(手首を掴む)
入野:「江口、ほんとムカつく!」(内心:でも、ちょっとだけ嬉しい…。)