テラーノベル
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煉華「はあ・・はあ・・なんで・・無限に敵が湧いてくるの?」
「えっ?なんで・・なんで・・」
眼の前には・・・前の相棒だった青い角の竜がいた
煉華「蒼天煌!なんでここにいるの?!」
蒼天煌「なぜ・・なぜお前は俺を見殺しにした!」
煉華「私は見殺しになんかしてない・・」
蒼天煌「殺してやる・・」
グオオオオオオオ・・
煉華「攻撃したくない・・でも・・攻撃しないと殺される・・」
一方・・蒼鱗?
蒼鱗「何を代償にしても煉華を助けに行く!前世のときに助けられずに死んでしまったから・・」
霊白「何を代償にしてもだな?」
蒼鱗「ああ!」
霊白「そうか・・なら行くがいい・・」
蒼鱗「煉華!」
煉華「蒼鱗?」
蒼鱗「話はあとだ!あれは蒼天煌じゃない!その見た目をしているだけの魔物だ」
煉華「蒼鱗お酒・・・」
蒼鱗「これでいいか?」
お酒が満タンのひょうたんを投げた・・
煉華「あれがと〜生き返る〜」
蒼鱗「煉華目をこすってみろ
煉華が目を擦ると・・禍々しい獣が目の前に現れた
煉華「ッ!なにこれ・・?」
煉華「蒼天煌は?どこ・・?」
蒼鱗「こう言っても信じてくれないだろうが蒼天煌は転生する前の俺だ・・前は助けられなくてすまなかった」
煉華「私は信じる・・!」
煉華の拳に青い炎が集まる・・
蒼鱗「俺の魔力を受け取れ!」
魔力を煉華に渡すと蒼鱗の角が光り輝き青い龍の気配がみなぎる!
煉華「・・・これが本気の酔拳だ!覚悟するんだな!」
蒼鱗「青龍よ!降臨せよ!」
「龍よ敵を縛れ!」
「龍の力を借りて敵を縛る!今だ!行け煉華!」
藍・煉華「龍酔乱舞をお前らに見せてやる!」
そう叫びながら敵を龍が舞うように薙ぎ倒していく・・!そして蒼天煌の見た目だった魔物も消え去る・・!
蒼鱗「ふう・・これで一息つけるな・・」
煉華「てめえ・・侮れねえな蒼角・・」
敵を倒し終えると奥に何かがいる事に気づいた
蒼鱗「何かいる!人か?」
「よく見ると俺らに似てるな・・」
???「煉華なのか?」
煉華「そうだけど誰?」
???「私は煉華の先祖の残滓といえば信じてくれるかな」
煉華「なんでご先祖様がここに?」
???「私は白霧の試練を受け昔のトラウマを克服できなかった。」
「そして最終的に森に呑まれてしまった・・」
蒼鱗「そうだったのか・・」
???「私はもうすぐ消えるがその前にいいことを教えてあげる」
???「霊白は蒼鱗の先祖であいつは常に霊樹に縛られている・・この試練を克服するともらえる神具は霊白と一心同体
あいつが縛られてる限りは、武器の力は使えない・・」
煉華「その神具の名前は?」
???「その武器の名は蒼牙の刃 別名静寂を断つ剣 持ち主の魂と呼応するため心が乱れているものが使うと暴走する」
蒼鱗「蒼牙の刃だと!あの一度世界に混乱をもたらしたあの・・!」
???「そうだ」
???「あの混乱を起こしたのは霊白なんだ・・あれをまともに使えなかったからそれを悔いて自分を犠牲にしてまで封印している」
煉華「そうだったの・・」
???「そろそろ・・・寝させてくれ」
蒼鱗「ああ、安らかに眠れ・・」
残滓はすっと消えた・・
煉華「そろそろ行こうか・・蒼天煌」
蒼鱗「ああ行こう・・!霊白が待ってる」
煉華「はあ・・疲れた」
狐菜・澪夜「おかえり!二人とも!」
煉華「ただいま〜・・・」
蒼鱗「・・・」
霊白「代償を払ってもらうぞ・・蒼鱗」
蒼鱗「ああわかってる・・」
霊白は蒼鱗に蒼牙の刃を渡した・・
蒼鱗「?」
霊白「受け取れ」
蒼鱗「これが代償か?霊白」
霊白「そうだ」
霊白「お前ならこの剣を託せる」
蒼鱗「何言ってるんだ霊白お前もついてくるんだ」
霊白「??」
蒼鱗「行くぞ霊白」
強引に静寂の森の外に引っ張っていく
蒼鱗「やっぱりな」
霊白は外に出ると小さい子供の龍人に変わっていた
霊白「なにするんだよ・・!」
蒼鱗「お前別に強い封印以外自力で解けるだろ!」
霊白「バレたか・・」
煉華「この子が霊白?」
霊白「この子って言うな〜」
澪夜「この子がさっきの白い龍だなんて信じられないな・・」
狐菜「本当にね」
話し中・・
煉華「まあそういうことで君たちのパーティーに入らせてもらうよ!」
蒼鱗「お前が行くなら俺らも」
霊白「なんで僕だけ決定事項なの?」
蒼鱗「どうせ一生ここに引きこもるならついてこいよ」
霊白「わかったよ・・」
煉華「じゃあお祝いに一杯飲み行こうぜ!蒼鱗!」
蒼鱗「今度こそ自分の足で家に帰るんだぞ」
煉華「あったりまえだ!」
蒼鱗「前もそう言って酔いつぶれてたじゃないか(笑)」
煉華「そうだっけ?覚えてないなー」
煉華「まあ行くぞ!狐菜たちも行くぞ!」
澪夜・狐菜「はーい!」
霊白「じゃあ僕はこれで・・」
蒼鱗「霊白!」
霊白「ビクッ!」
蒼鱗「行くぞ?」
霊白「やだ〜どうせ20歳じゃないって疑われる〜僕3562歳なのに〜」
蒼鱗「大丈夫だ俺がちゃんと言っておくから な?」
霊白「じゃあ行く〜」
蒼鱗「よし」
カランカラン・・
煉華「邪魔するぜ!」
今回はここまで!今回で仲間が3人増えちゃった・・今度からちまちま増やそうかな(笑)
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