テラーノベル
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2話!!いくぜー!
キッチンには、もう湯気といい匂いが立ちこめていた。
「はーい、席ついてー」
フライパンを振る大介の声で、家の空気が一段と動き出す。
「やった!今日なにー?」
真っ先に反応したのは双子の兄、**りょうた**。
「卵焼きとスープと、あとちょっとだけ甘いの」
「ぼく、おてつだいする!」
「じゃあお皿並べて」
料理好きのりょうたは誇らしげにお皿を運ぶ。
「シナモのフォーク!!」
弟の**しょうた**は自分の指定席を死守しながら叫ぶ。
「はいはい、ちゃんとあるよ」
テーブルでは、すでに個性が炸裂していた。
「ねぇ、今日デザートある?」
**ひかる**が真顔で聞く。
「朝からそれ?」
「だって筋トレしたし」
「朝から筋肉の話やめてよ」
ゲーム機を抱えたままの**たつや**が欠伸する。
「それより俺、昨日の続きが…」
「没収ね」
「えっ」
即答。
「今日、理科あるんだよね」
**りょうへい**は牛乳を注ぎながら言う。
「実験、ちょっと楽しみ」
「勉強好きだなー」
ラウールが感心したように笑う。
「ぼく、あとで写真撮りたい」
**こうじ**は窓の外を見つめる。
「雪、きれい」
「朝ごはん食べてからね」
大介が優しく声をかけると、こくっと頷いた。
最後にキッチンに現れたのは、**れんパパ**。
「……すごい匂い」
「おはよ、れん。座って」
「うん」
運動は得意だけど、朝の準備はだいたい任せきり。
それでも大介の隣に座ると、自然と笑顔になる。
「いただきます!」
声が揃った瞬間、食卓は一気に騒がしくなる。
「これ、おいしい!」
「俺の分、ちょっと多くない?」
「双子、こぼさない!」
「写真撮っていい?」
「デザートまだ?」
大介はその光景を見ながら、少しだけ息をついた。
――うるさくて、慌ただしくて、でも。
「……やっぱ、これだな」
湯気の向こうで、家族の朝はちゃんと回っている。
どうでしたか!?3話もお楽しみに!
コメント
2件
じぶんのせきをまもりながらしなもんのフォークつかうしょっぴーがかわいい