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👑「こさめちゃんって、すちくんのことほんと好きだよね」
みこちゃんの言葉に、こさめは固まった。
自販機の前。
夕方の風。
遠くで運動部の声が聞こえる。
全部急に遠くなった気がした。
🦈「……え」
声がうまく出ない。
みこちゃんは困ったみたいに笑った。
👑「ごめん、変なこと言った?」
🦈「い、いや……」
頭が真っ白。
ばれてる?
え、どれくらい?
いつから?
👑「その……すちくんといる時、すごく嬉しそうだから」
🦈「……っ」
図星だった。
こさめは視線を逸らす。
恥ずかしい。
無理。
消えたい。
🦈「……そんな分かりやすい?」
👑「うん」
即答。
🦈「うわぁ……」
こさめはしゃがみこんで顔を隠した。
終わった。
完全に終わった。
👑「でも、悪いことじゃないよ」
みこちゃんの声は優しかった。
👑「好きな人いるのって、素敵だと思う」
その言葉に、こさめは少しだけ顔を上げる。
みこちゃんは笑っていた。
いつも通り穏やかに。
でも。
その笑顔が、少しだけ寂しそうに見えた。
🦈「……みこちゃん?」
👑「ん?」
🦈「なんか今日変」
👑「そう?」
🦈「うん」
みこちゃんは少し黙って、それから小さく笑った。
👑「……俺も、好きな人いるからかな」
どくん。
🦈「えっ」
初耳。
こさめは勢いよく顔を上げた。
🦈「みこちゃん好きな人いるの!?」
👑「いるよ」
🦈「えぇ!? 誰!?」
👑「秘密」
🦈「気になる!!」
さっきまでの恥ずかしさが一瞬で吹き飛ぶ。
みこちゃんはくすくす笑った。
👑「こさめちゃん分かりやすすぎ」
🦈「だって気になるし!」
👑「教えない」
🦈「え〜!」
ぶーぶー文句を言いながら、こさめはふと思う。
好きな人、かぁ。
みこちゃんみたいに優しくてかっこいい人なら、絶対モテる。
誰なんだろ。
そんなことを考えながら教室へ戻ると、扉の前にすっちーが立っていた。
🍵「遅かったねぇ」
🦈「みこちゃんがジュース奢ってくれた!」
🍵「へぇ」
すっちーの視線が、みこちゃんへ向く。
柔らかい目。
優しい目。
――あぁ。
やっぱり好きなんだ。
胸が少し痛む。
🍵「……こさめちゃん?」
🦈「ん?」
🍵「顔疲れてる」
🦈「そーお?」
🍵「うん」
すっちーの手が伸びてきて、こさめの前髪をそっと整える。
近い。
近すぎる。
🦈「わ、」
🍵「目赤いけど泣いた?」
🦈「泣いてないし!」
慌てて離れる。
するとすっちーは安心したみたいに笑った。
その顔が好きで、
でも苦しくて。
👑「……すちくん」
みこちゃんが静かに口を開いた。
👑「俺、先生にプリント出してくるね」
🍵「ん、分かった」
みこちゃんは小さく笑って、教室の奥へ歩いていく。
すっちーの視線が、その背中を追う。
ほんの一瞬。
でも、こさめにはちゃんと分かった。
その目が特別だって。
🦈「……」
胸がちくりと痛む。
叶わない恋なんだって、
改めて突きつけられた気がした。
その一方で。
教室の外へ向かうみこともまた、振り返らなかった。
振り返ったら、
きっと顔に出てしまうから。
あれ‥一個前の話の♡数が500超えてるって見える‥
幻覚か‥私の願望が願いすぎて、ついに幻覚に‥
コメント
1件
みぃです🤍🥀 こさめちゃん、図星すぎてしゃがみこんじゃうとこ可愛かった…!笑 でも「好きな人いるのって素敵」って言ってくれるみこちゃんの優しさが沁みたよ〜 そこからの「俺も好きな人いるからかな」は予想外でドキッとした! すっちーが前髪直してくれるシーン、距離近すぎて私まで息止まっちゃった…… そして最後のみこちゃんの「振り返ったら顔に出てしまう」ってとこ、すごく切なくて胸がぎゅってなった。みこちゃんの好きな人、やっぱり…なのかな。 藍翠さん、自販機で♡数つぶやいてるのちょっと可愛すぎです〜😭