テスト2日目。
今日も萩原は別室と書かれていた。
テストが終わった瞬間に教室を出て萩原のところへ向かった。
「おおっっ」
教室の扉を開けようとすると中から扉が開いた。
「おお萩原」
「、、花田」
「体調悪いの?」
「いや」
「えじゃあなんで別室なの」
「なんとなく」
「なんとなく、、返信もないし心配したんだけど」
「ああ、悪い」
「、、あ、由依ほったらかしだ」
由依になにも言わずにここに来てしまったことを思い出した。
「じゃあね萩原、明日もテスト頑張ろ」
そう言って急いで自分の教室に戻った。
「クラスの子?」
テスト監督の先生が声をかけてきた。
「はい」
「昨日もテスト終わった後ここに来たよ」
「そうなんですか」
「いい子だね、気にかけてくれて」
俺は何も言わずに教室を出た。
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