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メンヘラ⇄ゲスとヤンデレ⇄クズ
◎出演:星崎 宙 役gmx
緑野 輝 役m4
◎チラ見せ
ゲスな星崎
『ん、なんですか。セ̶ッ̶ク̶ス̶でもしに来ましたか。』
『その死にそーな顔、♡ たまらないですね♡』
メンヘラな星崎
『死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。』
『輝さん。早く俺の事殺してください、』
クズな緑野
「ねーお姉さん。一緒に飲もーよー。」
「ねぇ、もっと喉使って…ッ」
ヤンデレな緑野
「好き。やっぱり宙が1番好き。」
「あぁ…ッ、ん、そらぁ。ずっと一緒ぉ♡」
_/ 輝 side
時は春。高校生最後のイベントが終わって、個々写真撮影をしている最中のこと。
《おいおい…アレやばくね?》
[そもそもあんな奴うちの学校にいたか?]
学校の屋上の柵。誰かが立っている。
髪の毛は白く、目は光1つなかった。だけど、どこか儚く、美しかった。
_/ 宙 side
「はぁ…ッ、ねぇ君。」
耳に入ってくる息切れと声。恐らくここの生徒。
「生きててもいい事沢山あるよ。女なんて山ほど居るし。」
なんだ、ただのヤ̶リ̶チ̶ン̶か。振り返ればピンクの髪にピアスが視界に入った。
「だからさ、そこ降りよう?」
『ッ、! ありがとうございます。』
『実は、ちょっと辞めようか迷ってたとこなんですよ。』
お得意の作り笑いで誤魔化す。まぁ助けて貰ったしお礼はしておくのが常識ってもんかw
「良かった!じゃあ、俺はこれで__」
_/ 輝 side
『ちょっと待ってください。』
『良かったら、お礼にご飯でも…』
ご飯に誘われた。しかもどタイプイケメンに。俺は高校生だったこともありすぐに承認してしまった。
「行きます!絶対!」
『はぁ、良かった。じゃあ店送るから連絡先ちょうだい。』
「あ、はい! 」
「やった、楽しみ。」
今思えば、ここからが地獄の始まりだったのかもしれない。
夜になって__
『あれ、未成年がお酒飲んじゃっていいんですかw』
「うっせぇな。お前が飲ませてきたんだろーが、」
『酒、弱いんすね。』
まぁ、俺も一応18の代だ。酒を飲んでもそんなに害はないだろう。ただ酒が初めてだった事もあり薬を盛られていることに気づかなかったんだ。
『酔いすぎですよ。輝さん。』
「あ?なんで、俺の名前知ってんだ?」
『さっき自分で言ってたじゃないですか。』
「言ってねーよ。」
未成年で飲酒したせいか記憶すらままならない。俺なんて、馬鹿で単純だったから飲酒したら具合が悪くなるものだと思っていた。
「てかさー、女紹介してくれないー?」
「なんなら、お前がヤった女でもいッ…」
支えられながら歩いてる中、急に体がおかしくなったんだ。暑くて、苦しくて、立てなくなった。
『どうしました? 輝さん。 』
『あれ、もしかして…』
『興奮してるんですか、?』
まるで最初から計画してたみたいな言い方をする星崎さんの方を見るとニヤリと笑っていた。
この時初めて、薬を盛られたことに気づいた。
『立てなそうですね。』
『とりあえず家、行きましょうか。』
「はぁ…ッ、はぁ…」
_/ 宙 side
「いった…」
『あれ、布団の上に投げたつもりだったんですけどね。外れましたか。』
「それより…ッ、これ、何とかしろよ… 」
『はぁ、』
ガンッ! 金属バットで壁ドンをする。
「ヒッ…!」
『何とかして欲しいんですよね。』
金属バットを陰部に当てる。
「はぁッ…、あぁッ、ん…ッあ 」
『こんな、状況なのに興奮しちゃうなんて…』
『変態ですね。』
「うっ、はぁ…、それやめッ…」
『ふふっ』
金属バットを振り上げる。輝は驚いたような怖がっているような顔をしてた。
_/ 輝 side
ガンッ__
頭の近くで衝突音がする。
あ、これやばいわ。俺死ぬ、?
「ッ、はぁはぁ…? 」
目を開ければ顔のすぐそこに金属バットがあった。顔には当たっていなかった。
逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ。
そう急いで走っているうちに周りが見えなくなって気ずけば机に頭をぶつけていた。
「いだッ…、はぁ…」
『あーあ。そんなに急ぐからですよ。』
『体フラフラなのに。』
「や、めて。殺さないで。」
声を絞り出すのもこれが限界。意識も体力もゼロに近かった。
『ふふっ、サイコーじゃないですか。』
『頭から血流して勃̶起̶して…』
『ねぇ、輝さん。今どんな気持ちですか。』
「は、?」
『今、死にそうな時どんな気持ちですか。』
『今までやった後悔を思い出してますか。』
『アレやっておけばよかったって後悔してますか。』
『ねぇ、教えてください。輝さん。』
そう、答える隙を与えないくらい質問された。そして聞いてる間に気を失った。
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続く