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ファルシオンとラグナはバイクを走らせ着いた先は
「村から発展された、銃騎士王国…着いたァァァ!!」
ラグナはバイクから降りてすぐに寝転がった
「こら、ラグナ!ここ道のど真ん中!!」
「あ、やべ殺される…」
ファルシオンに怒られてすぐに気づいた
この獣の国「銃騎士王国」は勇者が特別な聖域に避難させ、邪悪なる存在から守ったという伝説が残っている国である
今では空を飛び、森で迷っている人を守るヒーローのような存在となっている
「おい、ファル!見てくれよ!!」
空に飛ぶ獣族がいるそれを指さしてラグナはこう言った
「やっぱ鳥獣族って男の憧れだよなぁ!!森で迷っている子供助けて「安心しろ、俺がいるからもう大丈夫だ」なんて言ってみてぇ!!」
獣族を見るだけでこれだ
「なに?じゃあ今すぐ鳥獣族になる?」
ファルシオンがそう言いながらナイフを出した
「いやそれ俺が鳥獣族になるんじゃなくて天使になっちゃうから!!」
そして本題へ
この王国の王はもちろん
「や、やべぇ…鳥獣族だ…こんにちは銃騎士王国
国王…ドライブ」
銃騎士王国の国王は鳥獣族である
「そんなかしこまらなくていいですよ。立場的にこちらの方が下なので、そうでございませんか?
勇者の血を継ぐものよ」
そう言いながらファルシオンに目を向けた
「先祖がお世話になったみたいですね国王陛下」
ファルシオンはそう言いながらお辞儀をした
「やはり次期魔界の王にふさわしい立ち振る舞いでございますなぁ」
「え、それじゃあ…俺の立ち振る舞い全然だめってこと!?」
ラグナの反応にガハハと国王が笑う
「まぁまぁ、お気になさんな。要件は聞いた
ここの技術進歩を促進してきたのでしたな、魔界の王の使いと人間界の王の使い殿よ」
ファルシオンは
「その通りでございます、国王陛下。ゴブリン殲滅をするにあたり…森へパトロールへ行った際鳥獣族が行くことが多く、かなりの死体が出ると報告が出ております。これ以上被害が出ると鳥獣族が全滅してしまうのでは…」
そう、ゴブリン殲滅は主に鳥獣族頼りになってしまっているところがあるそのため
「鳥獣族と地獣族のペアでパトロールのできるよう、道具開発と共に見張り台の設置を検討してみてはいかがでしょうか」
見張り台があればある程度は行かなくてすむし鳥獣族が疲れて倒れて死ぬなんて危険は無くなる
などというメリットをあげた
「なるほど、鳥獣族が死ぬリスクが少なくなるのはいいことであります。ただし、設置費用などは…」
そう設置費用がどうなるかというと
「それはこちらが負担する考えをしてくださっている」
人間界と魔界の王がお互いお金を出しあう考えに至ったため費用はこちら負担
「いいでしょう!わたくしは鳥獣族のためにそれを建てて見せましょう!!」
作業はもうしばらくしたら始まるはずだ