昨日と違う朝。隣には目を腫らした翔太くんがまだ寝ている。
昨日と同じなのは俺の腕にしがみついたまま丸っこくなってる、愛くるしい彼女の姿。
朝ごはんの支度をしようと体を起こすと、磁石のようにギュッと力を込めて、より一層愛しい彼女がしがみ付いてきた。
離れ難いのは俺も同じ。ふふっと笑って翔太くんの髪を梳いた。くすぐったいのか肩を竦めた
腕を引き剥がしベットを離れようとすると、腰にしがみ付いて離れない。
翔太💙 『どこ行くんだ蓮』
蓮 🖤 『おはようしょっぴー。朝ごはん準備するから、離して?』
翔太💙 『やだ、離れるなんて許さないぞ』
後ろに引っ張られてベットに横になると唇が降ってきた。小さな口で小鳥の啄みのように可愛らしくキスを降らせてくる。なんて可愛いんだ。
蓮 🖤 『止まんなくなるから、やめて』
翔太💙 『もう蓮嫌い』
蓮 🖤 『あっ、また潜った』
翔太💙 『またって言うなよ』
蓮 🖤 『とにかく朝ごはん食べて準備するよ。早く準備出来れば沢山イチャイチャできるかもね』
ムクリと起き上がると、やる気十分と言った風の翔太くんが、光の速さで支度を終わらせ、食卓に並ぶご飯を待っている。
なんて健気で可愛いんだ。
翔太💙 『まだ?れーんー早く早く』
蓮 🖤 『もう出来るから』
まるで、日曜日に動物園に行く子供が、お父さんを急かしているような光景に思えて複雑な気分になる。
俺の方が年下なんだけど・・・
食事を済ませると翔太くんが洗い物を代わってくれた。その代わり早く支度を済ませろって事らしい。
支度を済ませて、キッチンに向かう。
蓮 🖤 『お嬢様、時間がたっぷりありますけどベットに行きましょうか?』
キッチンに立つ翔太くんの腰に腕を回しシャツを捲って白いお腹に手を入れる。
翔太💙 『冷たいよ蓮の手』
俺の手に添えられた翔太くんの手もそこそこ冷たいけど。
サワサワとお腹を撫でれば〝くすぐったい〟といって体を捩った。可愛い。
翔太💙 『抱っこして連れてけ』
蓮 🖤 『ふふっ♡かしこまりました』
ベットに降ろすと首に回した翔太くんの手がグイッと俺を引き寄せて荒々しく唇を貪られる。
何だか今日の日を迎えてからの翔太くんがどんどん大胆になっている。
俺を欲してくれて嬉しいけど・・・翔太くんにはいつまでもピュアなままで居て欲しい。
腕を引っ張られて俺もベットに横になる。
翔太💙 『蓮、大好き』
蓮 🖤 『ついさっき〝嫌い〟って言ったよ?』
外跳ねしてる翔太くんの髪の毛を撫で付ける。
翔太💙 『意地悪言うなよ。蓮もっと撫でて?』
んっ?上目遣いで甘えてくる翔太くんは、ダンボール箱に捨てられた子犬だ。
まさに昨夜拾ってきてしまった。
胸に頭を引き寄せて撫でていると〝それじゃぁ蓮の顔が見えないだろ〟と吠えてきた。
言われても尚、胸に引き寄せたまま抱きつくと前足で引っ掻いてくる。
どこまでも子犬っぽい。
翔太くんの腰を掴むと俺の上に乗せて抱き寄せた。
恥ずかしそうにしながらも耳を項垂れて、尻尾を振っている。
蓮 🖤 『これでよく俺の顔見えるでしょ?』
翔太💙 『重いから降ろせよ////』
蓮 🖤 『全然重くないよ!むしろ痩せすぎて心配になる』
翔太 side
この体勢は恥ずかしいんだけど。蓮のが当たってる。
俺のは・・・申し訳なさ程度の小さなものだから、気付いてないだろう。
蓮の心臓の音が聞こえる。すごく落ち着くし、すごく幸せ。蓮の匂いもする。
何だかすごく嬉しくなって足をバタつかせてたら蓮に怒られた。
蓮 🖤 『辞めなさい翔太くん。落ち着いて』
なんかママみたいだ。
さっきからお尻をサワサワ触ってきてる。男のお尻って触って気持ちいいもんじゃぁなさそうだけど。
蓮ならどこ触られても平気だけど。イチャイチャってこれだけ?
翔太💙 『ねぇもっと触ってよ』
蓮はすごく驚いた顔で僕のことを見た。
なんか変な事言ったっけ?気付いたらひっくり返って蓮が俺の上にのし掛かってきた。
翔太💙 『ふぇ?』
蓮 🖤 『迎えの時間までまだ2時間もあるね♡どうして欲しいか言ってごらんよ』
翔太💙 『////』
蓮 🖤 『あれ?どうしちゃった積極的な翔太くん?ふふっ』
前髪を掻き上げる姿に見惚れてたなんて恥ずかしくて・・・あっ!
翔太💙 『ねぇ蓮、動画撮らせて?』
蓮 🖤 『何?ハメ撮り?』
翔太💙 『ちげぇわ変態!蓮の前髪掻き上げる動画欲しい!』
我ながら、頭が冴えてる。フフッ永久保存版にして会えない時に見るんだ!
蓮 🖤 『ちょっとよく分かんない。いずれにせよ変態は頂けないね』
蓮 side
蓮 🖤 『おしおきが必要みたい』
吐息混じりで耳元に囁きながら翔太くんの耳朶を甘噛みする
翔太💙 『はあぁっ….やぁ耳やめて』
蓮 🖤 『どこ触ってほしいの?言わなきゃわかんないよ?どこが一番感じる?』
翔太💙 『んんっ…..れんっ』
シャツから透ける可愛く尖る翔太くんの小さい胸の飾りを、指の腹で擦れば甘い吐息が漏れる。
そのまま片方の手で翔太くんのモノを扱けば次第にそこは勃ち上がった。
翔太💙 『んっつ….はぁはぁれん….やっ….無理….』
蓮 🖤 『何が無理?翔太くんでしょ。もっと触ってって言ったの』
花茎を奥まで咥えてピチャピチャと水音を立てれば先端から蜜が溢れ出た。
同時に手で上下に扱けば腰を弓形に逸らした。綺麗な白い首筋が露わになり俺を興奮させる。
翔太💙 『やぁ…..ッ…ちが….ひっ、んんんっ!止めてぇ…怖いよれん….やだぁ….』
蓮 🖤 『大丈夫しょっぴーちゃんと可愛いよ気持ちぃって言って』
翔太💙 『んぁっーーーぁあ゛あ゛ーーーれんッ気持ちィぃイっちゃう』
蓮 🖤 『イケよ翔太』
翔太💙 『んんっーーーー』
俺の口内に注がれた白濁の愛液を飲み干すと、翔太くんは真っ赤な顔を腕で覆った。
蓮 🖤 『可愛い翔太。頑張ったね』
頭を撫でて翔太くんを労うと嬉しそうに含羞んだ。
結局時間ギリギリまでベットでイチャイチャしていたので、迎えの車に大慌てで乗り込む。
蓮 🖤 『翔太くんが可愛く鳴くから遅れるとこだった笑』
翔太💙 『れんっ////』
コメント
1件
毎度長文でごめんなさい。 短くまとめられる文才が欲しい😭