噂の幽霊団地から脱出せよ

文字化化

原作とは異なります

本人様とは一切関係ありません

雪夏「夜透さん」

夜透「どうした〜？」

雪夏「思った事がひとつあるの」

夜透「おー？なんでも答えてあげるぞ〜？」

雪夏「時雨ちゃんは元人間なの？」

夜透「…うーん…正直分からない」

夜透「だけど」

雪夏「？だけど？」

夜透「しぐには姉妹が居たのは覚えてる」

雪夏「姉妹？」

夜透「うん」

雪夏「どんな子なの？」

夜透「…それが…誰に聞いても分からないんだよな」

雪夏「え？それはどう言う…」

夜透「いたのは分かる、一緒に行動してたのもわかる…でも、姿も声も霧がかってるみたいに思い出せないんだ」

夜透「ある日を境に現れなくなって、何故かしぐに聞こうとしても何を言おうとしたか直前で忘れる…」

雪夏「うーん…？記憶がぼやけてるのかな」

夜透「どちらにせよ、姉妹はその日から一度も見てない。今どこにいるのかも知らない」

雪夏「そっ…か…」

時雨ちゃんは謎が多いと思ってたけど…姉妹…いたんだ…

雪夏「時雨ちゃんって…本当に…」

夜透「ストップ」

雪夏「へ？」

夜透さんは私の言葉を遮り止めた

夜透「誰かいる」

美紅『…』

夜透「美紅か…なら大丈…」

待てよ…？大和は何処だ？

美紅『死ね 死ね 死ね 死ね』

ｶﾞﾝｯ！ｶﾞﾝｯ！

フード『彼女 危険』

美紅『死ね 死ね 死ね 死ね 死ね』

ｶﾞﾝｯ！ｶﾞﾝｯ！ｶﾞﾝｯ！

雪夏「よ、夜透さん…あの子時雨ちゃんより1、2回り大きいくらいの子だよね！？」

夜透「そうだけど」

雪夏「腕も細いし足も細い…筋肉があるようには見えないのになんであの大きい鎌何回も振り回せるの？！フードの男さんの武器と大差ないんだよ？！」

夜透「まぁ怪異ってのもあるだろうけどよー…」

雪夏「反動も大きいはずなのに…すごい…」

夜透「美紅は普段大和がついててな…？大和がいる間は大人しくて笑う奴なんだけど」

夜透「大和が離れると傷だらけになって過労死するまでずっと動き続けるんだよ」

雪夏「それほど好きってこと…？」

夜透「多分…な…あれだけ傷だらけでも動き続けるから大和が来てくれると助かるんだが…」

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

大和『美紅！！』

美紅『！先生 大和！✨』

大和『美紅 怪我 問題 ある？』

美紅『僕 痛い 怪我 沢山…』

大和『分かった』

ｽﾞｻｯ

美紅ちゃんは大和？さんに抱えられ大層ご満悦のようで、ニッコニコになった

雪夏「すごい…一瞬で…」

夜透「大和が一時期…多分1年くらい、死んで居なくなった時期があったんだけど、その時に美紅が酷い孤独に苦しめられて大和がいなくなる度、暴走するようになったんだ」

雪夏「そう…なんだ…もう、孤独になりたくないんだね…」

フード『彼女 ない 危険 問題 ない』

夜透「連闘ありがとうふーくん」

フード『私 ない 問題』

夜透「…あ！そうだ…笑」

雪夏「うん？」

夜透『俺 愛してる ふーくん♡』

フード『…』

フード『私 好き』

フード「ヨトウ」

夜透「〜〜！？///」

雪夏「あはは…」

夜透「さ、さっさと行くぞ！///」

雪夏「あ、うん笑」