テラーノベル
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まふゆ
「瑞希。」
「だから知らないって!しつこいな…」
私が鳳さんと通話している間に瑞希の姿がなくなった。ただ居なくなっただけではなくて、最初から居なかったことになっている。
「ねぇ、瑞希ってまふゆの友達?」
奏は不思議に思い、質問した。
「友達……まあ、そんなとこ。で、瑞希はどこなの?」
「もう、せっかく3人で遊園地に来たのにこれって…」
「瑞希、多分この近くにいると思うから探してくる。」
「?待ってまふゆ_」
「瑞希は、居る。」
「奏、ちょっとおかしいと思わない?」
「そうだね、疲れてるのかな…」
「多分ね_まったく…」
《キ…だ……セ……で……実…ゃ…い……よ》
(…!!この声は、一体…)
………続く
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