テラーノベル
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# こんな 永遠 なんて
148
#閲覧注意
#闇投稿
Episode.6
男の思考回路は、一度狂気に火がつくと消火不能な勢いで加速する。「恋人がいないのはダサい」という独自の歪んだ美学に突き動かされ、男は翌日、ゴールディを無理やり車に乗せた。
向かった先は、近所の高級トリミングサロン。男は、まるで美術品を注文するかのような口調で、ゴールディの立派な長毛を容赦なくカットするよう指示した。
「もっとこう……ワイルドで、夜の街を歩いてそうな厳つい感じにしてくれ。カラーリングは黒と赤のグラデーションだ。中途半端な可愛さは殺せ」
トリマーが困惑の表情で拒もうとしても、男は「金なら出す! 俺のゴールディを『無敵のオス』にしてくれ!」と叫んで押し通す。数時間後、サロンから出てきたゴールディは、本来の温和なバーニーズの面影を完全に失っていた。鋭く切り揃えられた被毛と、毒々しいまでにコントラストの強い毛色。それは威厳というよりは、無理やり悪ぶらされた子供のような痛々しさを漂わせていた。
「ハハハ! 最高だぜ、ゴールディー! お前、これで今日からモテモテだ!」
男は自分のテンションにも火がつき、突然近くのピアススタジオへ飛び込んだ。
「俺もイメチェンだ! 舌に一つ、耳に三つ! 派手にやってくれ!」
血を流しながら店を出てきた男は、舌から覗く銀色の金属をカチカチと鳴らし、鏡の中の自分に陶酔していた。
その後、男はAmazonで即日配送させた「COOLな犬用衣装」をゴールディに着せる。それは、スタッズが打ち込まれた革のベストに、サングラス、そして鎖の首輪という、狂気すら感じる重装備だった。
男はゴールディを街の広場の一角にある、夜に人通りが多くなる街灯の下へと連れ出した。
「さあ、ゴールディ。ここで待ってろ。通行人に、その新しい姿を見せつけるんだ。いわゆる『立ちんぼ』ってやつだ。お前が立っているだけで、獲物の方から勝手に近寄ってくるはずだぞ!」
男はゴールディに長いリードを人差し指と中指に繋いだまま、自分はすぐ傍のベンチで、獲物がやってくるのを待ち構えるようにスマホを構えた。
夜風に揺れるゴールディの厳つい毛色と、場違いな革ベスト。すれ違う通行人は、ゴールディのあまりの異様な姿に眉をひそめ、足早に遠ざかっていく。ゴールディは、スタッズのついた首輪が喉を締め上げ、重い衣装で体温が上がり、呼吸すら苦しい中で、男の指示通りにただその場に立ち尽くすしかなかった。
「見てみろ、ゴールディー! みんなお前のオーラに圧倒されて声をかけられないんだ! すごいぞ、お前はもうカリスマだ!」
男は、通行人が恐怖で目を逸らしていることにも気づかず、あるいはそれを「畏怖」と誤認して、一人で狂ったように高笑いを上げていた。ゴールディはただ、涙で潤んだ目で、遠くの街灯をぼんやりと見つめていた。その瞳には、かつての穏やかで優しい自分の記憶すら、もうどこか遠い場所にあるように感じられていた。
_____________________
深夜の広場は、街灯がオレンジ色の冷たい光を投げかけるだけの、不気味な静寂に支配されていた。ゴールディは、スタッズ付きの革ベストが体温を逃がさず、重苦しい熱気にうなされながら、コンクリートの冷たさを求めて泥のように伏せっていた。極彩色のカラーリングを施された毛並みは、夜の闇に溶け込み、痛々しいほどに異様だ。
ベンチでは、飼い主の男が口を半開きにしたまま酔っ払ったように眠りに就いていた。その時、足音が近づいてきた。通りすがりの優しい老人が、ゴールディの異様な姿と、ベンチで無防備に寝息を立てる男を見咎めたのだ。
「……可哀想に。こんな格好をさせられて、腹も空かせているんだろう」
老人は静かにしゃがみ込むと、大事そうにカバンから取り出した柔らかいパンを、ゴールディの口元へ差し出した。ゴールディは、最初は警戒して身体を強張らせたが、老人の慈愛に満ちた手に促されるまま、震える口元でパンを噛みしめた。それは、男から与えられる泥と悪意に満ちた日常とはかけ離れた、温かい食べ物だった。ゴールディは老人の手に、ほんの一瞬だけ鼻先をこすりつけ、感謝の鳴き声を漏らした。老人は優しく頭を撫でて、足早に去っていった。
しかし、その平穏は長くは続かなかった。
数十分後、夜の闇から現れたのは、獲物を探す飢えた獣のような男だった。全身に纏う安っぽい香水と、隠しきれない邪悪な気配。真の変質者は、ベンチで無防備に眠る男のピアスが光る耳元に顔を寄せ、ねっとりとした声で囁いた。
「ねぇねぇ、お兄さん。いくら? こんな時間に何してるの?」
男は薄い意識の中で目を覚ますと、相手の顔を認めることもせず、現実と幻想の境界を飛び越えたまま、破綻した笑顔で答えた。
「あ、俺? 俺はー……750ドルっすよ!」
その数字に何の意味があるのか、男自身にもわかっていないはずだ。しかし、変質者はニヤリと歪んだ笑みを浮かべ、男の腕を引き寄せて暗闇の中へと連れ去った。向かった先は、広場の端に佇む、薄汚れたコンクリート製の公衆多目的トイレだった。
重い扉が閉まる音。ゴールディは男について行こうとしたが、その前にトイレのドアを閉められてしまった。男は連れ去られる直前も、どこか誇らしげな表情を浮かべていた。彼は、自分が「高値で買い取られる価値ある商品」になったと、脳内で勝手に解釈していたのだ。
トイレの内部からは、数時間にも及ぶ断続的な鈍い衝撃音と、混濁した喘ぎ声、そして何かが擦れる嫌な音が漏れ続けた。ゴールディは男を憎んでいた。自分を飢えさせ、狂った格好をさせ、ドッグランやビーチで晒し者にしてきたその存在を。だが、本能は自分を繋ぐ「主」という鎖を切り離すことを許さなかった。深夜、ゴールディは何度かトイレの扉まで這い寄り、鍵の閉まった無機質な金属板をカリカリと掻いた。返ってくるのは、変質者の下卑た笑い声と、男の虚ろな呻きだけだった。
朝の冷たい空気が広場を覆う頃、扉がようやく開いた。
変質者は満足げにジャケットの襟を正し、くわえ煙草を灯して、ゴールディの横を鼻歌まじりに通り過ぎていった。煙草の煙が、ゴールディーの鼻先を掠める。
「ふぅー……いい夜だったな」
変質者が去った後、ゴールディは恐る恐るトイレの中へと足を踏み入れた。そこには、床一面に撒き散らされた吐瀉物と、異臭が充満していた。男は便座に頭から突っ伏し、背中を大きく揺らして何度も激しく嘔吐していた。かつて自称した「犬人間アイドル」の面影は微塵もなく、ただそこに、使い古されて捨てられた汚物のような存在が転がっているだけだった。
ゴールディは、その惨状をただ静かに見つめた。革ベストのスタッズが床に当たり、カチャリと冷たい音を立てた。男が苦しげに喉を鳴らすたび、ゴールディはただ首をかしげ、理解できない「人間」という生物の末路を、その大きな瞳に焼き付けていた。
全身を襲う激痛と、内臓を雑巾のように絞り上げられるような痙攣。口からは未だに胃液の残滓が滴り、瞳孔は虚ろに開いたまま、焦点はどこにも結ばれていない。
ゴールディはトイレの床を爪で鳴らしながら男に近づく。スタッズの付いた重い革ベストを引きずり、毛並みは汚れにまみれ、首元にはリードが絡まっている。あんなに惨い仕打ちを受け、食事さえも奪われ続けてきた飼い主だ。本来なら、このまま見捨てて走り去ってもいいはずの相手。しかし、バーニーズマウンテンドッグの本能が、ゴールディの足を男の方へと向けさせていた。
ゴールディは、男の顔のすぐ近くまで鼻先を寄せた。そこにはもう、かつての支配的な傲慢さも、気狂いじみた饒舌さも存在しなかった。ただ、死体のように冷え切った、異臭を放つ男の残骸が転がっているだけだ。ゴールディはクンクンと鼻を鳴らし、男の頬をかすめるように匂いを嗅いだ。それは哀れみか、それともこの歪んだ主従関係への最後の未練か。
男の指先が、微かに、ぴくりと動いた。
次の瞬間、静寂を切り裂くような甲高い笑い声が、個室の壁に反響した。
「あは。あはははははッッ!!!!!」
男の虚ろだった瞳に、異様な赤光が宿る。彼は自分の口角を無理やり引き上げ、便器にしがみついて立ち上がった。その顔は、涙と嘔吐物と、何者かの体液で汚れているにもかかわらず、本人は鏡の中の「伝説的なスター」を見ているかのように陶酔していた。
「見てたか!? お前、今見てたか!? 俺、めっちゃくちゃ愛されてただろ!!? あんなに激しく……こんなにも熱烈に、愛を注がれるなんて……! これぞ、俺の求めていた究極のファンサービスだよ!!!」
男の精神は、限界を超えた痛みという名の「究極の快楽」を、自分への熱狂的な愛だと完全に誤認していた。彼は目の前の現実を、全て都合のいい「ファンとの熱い交流」に塗り替えたのだ。男はふらつく足でゴールディに歩み寄ると、その巨体を無理やり抱え上げた。
「最高だよ……! これが、俺への……俺への、初めての『プレゼント』だ……!」
スタッズがゴールディの皮膚に食い込む。男はゴールディを抱えたまま、個室の中で狂ったようにぶんぶんと振り回した。ゴールディは重力に振り回され、地面に投げ出されそうになりながら、ただ混乱して鳴き声を上げるしかなかった。男の荒い呼吸、興奮のあまり漏れる不気味な嗚咽、そして自分を投げ飛ばさんばかりの暴力的なまでの抱擁。
男はそのまま、千鳥足でトイレを飛び出した。彼は足元に広がる朝の街並みを、まるでレッドカーペットが敷かれた凱旋の道のように歩き出す。脳内では、自分を蹂躙した変質者の行為が、ファンからの至上の愛の儀式として再構成されていた。
「愛してるよ、みんな……! 俺は、これからも……もっと、捧げてやる……」
家までの道のりを、男は口角を裂けんばかりに吊り上げ、独り言を叫びながら進んだ。しかし、その身体は既に限界を超えていた。内臓の損傷、脱水、そして過度な精神的負荷。自宅の玄関を潜り、愛おしげにゴールディを地面に放り投げた瞬間、男の視界が急速にブラックアウトした。
「……あ、俺、今日……めちゃくちゃ、人気者……」
最後に残ったのは、自己愛の残骸が紡いだ甘美な勘違いだけだった。男はそのまま、自分の排泄物と他者の汚物で汚れた衣服を身に纏ったまま、玄関の床に丸太のように倒れ込んだ。一度だけ激しい痙攣を起こし、男は完全に意識を失った。重い静寂が再び訪れ、ゴールディは倒れ伏した男の横で、ようやく解放された重い鎖の音を響かせながら、ただただ震えながらその様子を見守るしかなかった。
しばらく経つと、 静寂が支配する家の中に、微かな気配が忍び込んだ。開けっ放しが常態化した窓から、慎重に顔を覗かせたのは、以前ゴールディを慰めようとしたあの野良犬と、その仲間の数匹だ。彼らは異変を察知し、半開きの窓を鼻先で器用に押し開けて侵入した。
広々としたリビングの床に、スタッズ付きの革ベストを着せられたまま、魂が抜けたように伏せているゴールディの姿。そしてそのすぐ横で、汚物と精液の残滓を纏って昏倒している、動かない男の姿。野良犬たちはそのおぞましい光景に息を呑み、低い唸り声を上げた。
「……信じられねぇ。地獄そのものじゃねぇか」
先頭の野良犬がそう吐き捨てると、仲間たちは即座に動き出した。彼らはゴールディに近づくと、その厳つい革ベストを牙で噛み切った。スタッズが床に散らばり、身体を縛り付けていた革の拘束具が力なく脱げ落ちる。ゴールディの呼吸が、ほんの少しだけ楽になった。
しかし、次に彼らの目を引いたのは、ゴールディーの変わり果てた毛並みだった。毒々しい黒と赤のグラデーション、そして不自然に切り揃えられた被毛。野良犬は鼻を寄せ、丁寧にその毛を嗅いだ。
「……お前、この毛……どうしたんだよ。薬品の臭いがきつすぎる……まさか、このクソ人間にやられたのか?」
仲間の一匹が、驚愕と怒りが入り混じった声で問いかける。ゴールディは言葉を発することもできず、ただ弱々しく目を伏せ、首を少しだけ垂れた。その反応だけで全てを察した野良犬たちの瞳に、男への殺意が宿った。
「酷すぎる……。お前の毛並みを、ゴミみたいな感性で汚しやがって……!」
彼らはゴールディの周りを囲むようにして寄り添い、温もりを分け与えた。仲間の一匹が、遠くのパン屋の裏口で近所の心優しい住人から「おすそ分け」として貰ってきた、新鮮なパンの耳を口からポロリと落とした。
「食えよ。腹が減ってるんだろ。お前は今日まで、こんな奴の支配下で、よく耐え抜いたな」
パンの耳は、乾燥して少し硬かったが、ゴールディにとっては聖餐にも等しい味だった。一口、また一口と噛み締めるたびに、男から与えられた屈辱と飢えの記憶が、少しずつ遠のいていくような気がした。野良犬たちはゴールディの身体を代わる代わる舐め、トリミングサロンで植え付けられた不快な化学薬品の臭いを消そうと必死に毛繕いをした。
「……もう大丈夫だ。ここはもう、お前の居場所じゃない」
仲間たちは、ゴールディを優しく諭す。昏倒している男の顔を一度だけ冷徹に見下ろすと、彼らは再び窓の方へと視線を向けた。この狂った家からの脱出は、すぐ目の前まで迫っていた。ゴールディは初めて、自分という存在を尊重してくれる「友」の温かさを感じ、涙が止まらなくなるほどに安堵した。外からは夜明けの光が差し込み、二度と戻らない地獄の終わりを静かに告げていた。
だが、――ふと、室内に漂う異臭の中に、かすかに混じる別の匂いが鼻腔をかすめた。
それは吐瀉物や化学薬品の臭いではない。かつてこの男が身につけていた、陽だまりのような柔軟剤と、古びた木造の香りの記憶。その微かな残香が引き金となり、ゴールディの瞳に焼きついていた意識は、抗いようのない引力に導かれるように、失われた過去の光景へと引き戻されていく。
かつて、彼は名前を呼べば必ず慈しむような手で撫でてくれる、子どもに恵まれない老夫婦の愛に包まれていた。しかし、老夫婦が他界してその日々が唐突に終わりを告げ、冷たいコンクリートの檻に閉じ込められた時の、あの深い絶望。どれほど待っても、もう二度と帰ってこない暖かい日常を夢見ては、夜ごとに鼻を鳴らして泣いた。
そんな時、ガラスの向こうからまばゆい光が差し込んだ。
「わぁっ…こんにちは! 君可愛いねぇ!」
檻の前に立ったのは、まだ明るい学生だったあの頃の「彼」だった。太陽のように屈託のない笑顔。初めて見るその輝きに、ゴールディの凍りついていた心は、一瞬で雪解けを迎えたように温まった。
「今日から君は家族だ。絶対に幸せにするからな」
あの日、差し出されたその手はあまりに温かく、自分を再び世界へと繋ぎ止めてくれる救いそのものだった。
大学生だった彼と過ごした日々は、夢のように美しかった。土砂降りの雨の中、泥だらけになって笑いながら追いかけっこをした日。公園の広い空の下、高く投げてくれたフリスビーを夢中で追いかけた記憶。クリスマスの夜、冷たい雪の上に二人で倒れ込み、体温を分け合ってじゃれ合った、あの銀世界の幸福。誕生日には、「いい夢を見られるように」と、最高にフカフカのベッドをプレゼントしてくれた。
その優しさが、どうしてこうなってしまったのか。
ゴールディには、どうしても分からなかった。
現実の冷たさに引き戻されるように、ゴールディの視界に、目の前で無残に倒れ伏している汚物にまみれた男の姿が再び映る。かつて自分を家族として愛し、何よりも大切にしてくれた、あの優しい青年と同一人物だなんて、到底信じられなかった。
「……行けよ。お前を縛るものはもう何もない」
野良犬の友人が促す。窓からは外の自由な風が吹き込み、そこにはもう「地獄」はない。ここを去れば、二度と恐怖に怯えることも、理不尽に虐げられることもないだろう。
しかし、ゴールディはその一歩が踏み出せなかった。
もし、自分がここを去ってしまったら。この男は、本当にただの「腐りゆく汚物」となって、誰にも見取られることなく消えてしまうのだろうか。あの日の太陽のような笑顔を、もう一度だけ取り戻せる可能性は、この世界から永遠に失われてしまうのではないか。
自分を家族にしてくれた男。友達になってくれた男。
彼が壊れたのは、何かの間違いで、きっといつか、あのクリスマスの日のように、笑って自分を撫でてくれる日が来ると信じたい――。
ゴールディは、ドアの近くで自分を待つ友人たちを見つめ、そして静かに首を振った。
彼は男のそばに歩み寄り、汚れたその手の上にそっと顎を乗せた。どんなに狂っても、どんなに壊れても、この手は自分を初めて家族と呼んでくれた手だから。
「すまない……。俺は、こいつを置いていけない」
言葉は通じずとも、その背中は友たちに別れを告げていた。友人たちはしばらく立ち尽くし、やがて何も言わずに窓から去っていった。静まり返った家の中で、ゴールディはただ一人、倒れ伏した主の傍らで、静かに温め続けることを選んだ。たとえその先が死の淵であっても、彼がまた「自分を家族として見てくれる」その一瞬を待つために。
コメント
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うわあああ第4話もめっちゃ重たい展開だった……😭💦 飼い主マジで完全に壊れてるよね…ゴールディの見た目まで無理やり変えて「カリスマ」とか言っちゃうの、悲しすぎる。でも犬ってどんなに酷くされても主を想うんだな…最後に男のそばに残る選択をしたゴールディの健気さに涙腺崩壊したよ🥺💔 「初めて家族と呼んでくれた手だから」っていう地の文が刺さりすぎてしばらく動けなかった…。 野良犬たちが助けにきてくれたシーンではちょっと救われた気持ちになったけど、それでもゴールディは帰らなかったんだね…M.E.Gさんの描写、胸が締め付けられます😢✨