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「俺、実は彼女出来たんだ~。」
若井の突然の報告に元貴と僕は驚いた。
明日は仕事がオフで、久しぶりに元貴の家に
3人で集まって飲んでいた。
「ずっと前から気になる子がいてさ、
告白したらOKくれて!」
嬉しそうに彼女の話をする若井は
幸せオーラ 全開だ。
「良かったじゃん!今度紹介してね。」
元貴は自分の事みたいに喜んだ。
僕も祝福の言葉を送った。
耳を赤くしながら話す彼が、この恋に
真剣なのが伝わってきたから。
けど、見てしまったんだ。一瞬だけ、
元貴の辛そうな表情を、揺れた瞳を。