1人寂しく夜の森をさまよう。
すると人1人居るはずのない森の中から話し声がきこえた。
『助けてほしい…』
その一心で声がきこえた方にかけよった。
これが人生を変える選択に
なるということは知るはずもなかった。
額からはえた大きな角。
黒く綺麗な翼。
この世の生き物ではない。
本でしか見たことない。
空想の生物だと思っていた。
声を出さないように口を抑えきた道を戻ろうとしたとき、木の枝をふみ
[…パキン…]
闇夜の静寂を切り裂く甲高い音。
時間が止まったかのような一瞬。
考えるよりも先に体が動いた。
振り返らず前に前に走り出した。
追いかけてくる足音が2つ。
[止まれ!!]
[待て!!]
の静止の声。
静かな森の中に響く。
神様どうかお助けを。
どのくらいたったかわからない。
いつの間にか消えた2つの足音。
走り回り疲れ意識が朦朧とする。
たどり着いた小さな小屋で
意識を落とした。
コメント
10件
返事がない。ただの屍のようだ。 まぁ自分で言ってるんだけどね( '-' )
いやぁ、つづきまってます!