ドサッ
僕はベッドに押し倒された。本当はシャワーを浴びたかったけどそんな余裕は無い。嬉しい。ジョジョとセックスができる。繋がれる。
「少々手荒になるかもしれないけど、ごめんね。」
瞬間、ズボンを下着ごとおろされた。明らかに勃起したそれは冷たい外気にさらされぴくぴくしている。
ジョジョもズボン、そして下着を脱いだ。僕と同じように勃起していた。大きくて太い男根を見ると本当に年下なのか分からなくなってくる。
無意識の内に口を大きく開けていた。舌から垂れる唾液は美味しそう、早く味わいたいという本能を表していた。
「ッ!///」
ジョジョは初めて僕の前で赤面した。それを見て僕の顔はますます熱くなってくる。
ぐいっと口に押し付けられたそれを歯で噛まないように、舌で受ける。ダイレクトに感じるジョジョのフェロモンは甘く脳が溶けそうだ。
「んっふぁっぅ、ひょひょ、きもひぃ、?」
じゅぽっじゅぽっと卑猥な音を立ててぢゅっと先走りと唾液を吸う。
ジョジョが熱い息をもらしている。こんな僕に興奮してくれているのだ。嬉しくてこそばゆくて気持ちが舞い上がる。
「ん、んぶっっぅ!?」
いきなり喉の奥まで入れられた。かろうじて鼻で呼吸をしているが、もう息が苦しい。求められている感じがして、うっとりと目が垂れていた。僕は無意識に腰を振っていた。
じゅぽっじゅぽっじゅぽっれろ、ぢゅっちゅぷ
「ぅ、イッ」
ジョジョはもうすぐ達するらしく、僕の口からそれを引き抜こうとしたが、僕はジョジョの腰を掴んで離さなかった。
「ちょ、ちょっと」
びゅるるるっと白濁をたっぷり口に出されてむせそうになった。口に出された白濁を見せつけるように口を開けた。ジョジョの理性を壊して、早く楽にして、欲望のまま僕はそれを飲み込んだ。
プツン
そう聞こえた気がする。
「フーゴ。四つん這いになって。」
「君はずいぶんと積極的だ。」
ついにこの時が来た。僕は言われるがまま四つん這いになる。晒された後ろの穴はヒクヒクとしている。
「凄く濡れてるね。我慢してたのかな?」
「解かす必要は無さそうだ。」
耳に小さく囁かれる。途端に胸が高鳴る。先走りがぽたぽたと垂れる。
「可愛いね。」
そう囁かれていよいよ我慢が出来なくなった。
「じょるのぉっ…!早く挿れてくらさぃ!」
はっはっと犬みたいに息をしながら言う。命じられたジョジョ呼びすら忘れて求めた。
「ッ、!もう!君はいつも僕の気も知らずに振り回すんだ!」
ナカにはいってきたそれはズズッとどんどん進んでいく。擦れて気持ちいい。
「あぁっんぅ、きもひぃ!」
自分でも信じられないくらい甘い声が出た。ジョジョのがムクムクと大きくなっていくのを感じる。好きだ。僕はジョジョのことが好きだ。
「すきっ!じょるのっすき!あぅ」
声に出てしまっていた。途端にしまった、と思った。僕はこんな行為をしているがあくまでこれは性欲処理なんだ。オメガのフェロモンにあてられたアルファの一時的な行為だ、仕事の内に入るんだ。ジョジョの僕に対する気持ちはどうせただの部下に向けるような気持ちなんだ。羞恥心で涙がこぼれ落ちる。
「っ僕も!僕もフーゴのことが好きだ!」
予想外の言葉に思わず顔を上げて後ろを見る。するとそこにあったのはこの場に似合わない初々しい青年の顔だった。
「こんな状況になってしまったけれど!僕は君の事がずっと好きだった!」
嬉しくてさっきの涙と意味の違う涙を流した。
「っふぅ、番契約を結んでもいいかなっ?」
初めて見るジョジョの余裕のない顔。優越感が止まらない。
「はいっ!」
ジョジョの舌が背中から首へ這ってくる。それさえも感じてしまって身を捩る。
ガブっ
首を、噛まれる
番契約を結んだ。
直後後ろから突きあがる快楽に気づき喘ぐ。
「んぅっあぁぁっ♡」
ジョジョが欲望のまま腰を振っていた。ゴチュッと奥を突かれる。
「好きなだけイッてね。フーゴ。」
耳に囁かれて僕は派手にイッてしまった。
「ひぃんぁぁぁぁぁあああ”“っ♡♡♡」
びゅるるるっ
ジョジョがモノを引き抜いて僕を優しく撫で、口付けをした。
びくっびくっと余韻を楽しむ体はそれだけで反応する。
だんだん意識が離れていく。
僕はそのまま気絶した。
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