霊:弱者...
獬:そうだ...お前ら二人な
霊:その言葉、後悔しないでよ。
獬:もちろん。でも、お前は少し時間を止める程度だろ。
霊:そうだよ。でも私が言ったのはそうじゃない
獬:?
霊:私は未来に...未来にそんなこと言ったことに後悔するなって言ったの。
獬:未来にか?笑わせるなよ。アイツは無能力者だろ。
霊:確かにそうだね。でもお前は未来についてひとつも知らない。
獬:知る必要がない。あんな雑魚、
霊:未来は確かに無能力者の雑魚だけど...
獬:なんだ言ってみろ。
霊:私はわかるんだ。本当の恐怖を!
獬:恐怖?
教えてやろうか?
獬:誰だ!
未来:いやだな俺だよ。
獬:生きてたか
未来:もちろん
獬:どうする?
未来:どうしよっかな~
獬:来ないならこっちから行くぞ。
未来:かかってこいよ。
獬:そうか...じゃあ死ね。
未来:遅いな
霊:え….!?
獬:なにが….何が起こったんだ、
霊:「一瞬だった」
獬:「俺が近づいた瞬間アイツがなにか言ったと思ったら、俺が地面に転がっていた。」
未来:なんだもう終わりかよ。
霊:なにが起こったの?
獬:ぐわぁあぁぁあああぁあ
霊:なに!
獬:腕がぁあぁあ….俺の左腕がぁあぁああ。
未来:そんなに騒ぐなよ。腕がなくなっただけだろ。
獬:「何言ってるんだ」
未来:俺達は今殺し合いをしてるんだ。たかが腕一本でそんな喚くな。
獬:お前、なに言ってやがる!
未来:いいか、これは殺し合いだ。俺はお前をお前は俺を。
霊:殺し合い….
未来:まさか、そんな覚悟もなかったのか。
獬:まて….まってくれ頼む。
未来:お前は….母さんがまてと言った時まったのか。
獬:….
未来:そうだよな。なら、まつ必要はない。
獬:「わかる、やばいやばいやばい…俺、死ぬ。」
未来:じゃあな、地獄で生きてろ。
未来:なんの音だ!
霊:未来….アレ…。
未来:なんだ…て、マジかよ。
【完】
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!