地球に来て半年程が経ち
だいぶ人間の暮らしに慣れてきた
ブルーク、きりやん、きんときとも 前以上に仲良くなり、友達…いや、”親友”と呼べる関係にまでなっていた
スマイル「ナカム、シャークん、そろそろ起きろ。遅刻するぞ」
シャークん「ん〰️?」
ナカム「…zzZ」
いつものように朝が弱いナカムとシャークんを起こし、学校に行く支度を始める
ナカム「早く行こ!」
シャークん「集合時間まで時間あるから焦らなくて良いっしょ」
俺達は朝、 時間を会わせて一緒に学校に行くようになった
スマイル「…あ、ヤバ」
「2人ともごめん、忘れ物した」
シャークん「マジか」
ナカム「あ!?俺も教科書忘れた!」
シャークん「えー…じゃあ先行って説明しとくから早く来いよー」
ナカム「ok!走るぞスマイル!!」
スマイル「ちょっ、待って!」
ナカム「スマイル早く!」
家から忘れた物を取り、急いで集合場所に向かっていた
走っていたら、ふとあるものが目に入った
スマイル「…?」
ナカム「スマイル?」
公園の花壇で死角になっていた所に、怪我をした子猫を見つけた
…怪我をして弱っているのか、体が震え呼吸も浅い
ナカム「…だいぶ弱ってるね」
スマイル「…俺の宝石ならなんとかなるかも。ナカム、周りに人いない?」
ナカム「んー…うん!大丈夫!」
スマイル「…よし」
そうすると俺は背中から羽を生やし、治療することができる宝石を作り出した
それを子猫に優しく突き刺す
スマイル「ごめんな、少し痛いけど」
すると子猫の体の傷が治り、元気をとり戻した
「ニャー」
ナカム「あ!良かった!元気になったね」
スマイル「うん」
ナカム「それにしてもよく気づいたな」
スマイル「…なんか動いてた気がしたから」
ナカム「…よく気づいたね」
「あ!!走らないと遅れちゃう!!」
スマイル「うぇっ!?待って!!」
???「…」
あの時もう少し警戒するべきだった
警戒を怠らなければ
…あんなことが起きなかったのかもしれない
ナカム「お待たせ!」
きりやん「あ、やっと来た」
シャークん「ずいぶん時間かかったね」
ナカム「ちょっといろいろあってね」
スマイル「ッ…ハァ…ゲホッ」
ブルーク「スマさん大丈夫?w」
スマイル「…ナカム…ハァ…速い…」
シャークん「死にそうになってるw」
きんとき「ほら、水飲みな」
スマイル「…ありがと」
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつも通り登校し、授業受けました
放課後です
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
ブルーク「スマイルスマイル」(ヒソヒソ
スマイル「え、何?」
ブルーク「しーっ!放課後ちょっと買い物に付き合ってくれない?」(ヒソヒソ
スマイル「良いけど…他の4人は?」(ヒソヒソ
ブルーク「大丈夫!人多すぎてもバレちゃうから」(ヒソヒソ
スマイル「…?」
きりやん「帰ろ~」
シャークん「皆でゲームしない?」
きんとき「いいね、俺は大丈夫」
ブルーク「あ!僕とスマさんはパス!」
ナカム「え?予定あった?」
ブルーク「ちょっとね!」
きりやん「じゃあばいばーい」
シャークん「また明日。スマイルは夜会えるけど」
きんとき「…ばいばい」
ナカム「ばいばい!」
(何でだろう…なんか、モヤモヤする気がする?)
ブルーク「やばー!きんさんめっちゃ睨んでたぁ…きんさんには後で説明するかぁ」
スマイル「…で?何するの?」
ブルーク「えっとぉ…もうすぐでナカムの誕生日なんでしょ?だからプレゼント買いたくて…」
スマイル「…あ、そっか。人間は誕生日祝うんだったな」
「でも、そしたら皆も誘えば良かったんじゃないか?」
ブルーク「もちろん誕生日は皆で祝うんだけど…ナカムに特別なプレゼント渡したいなぁって…」
スマイル「特別な…」
ブルーク「やっぱりナカムの事一番知ってるのはスマさんとシャークんでしょ?だからアドバイスが欲しくて!」
スマイル「それで俺に?シャークんは誘わなくて良かったの?」
ブルーク「シャークんは…ネタに走りそうで…」
スマイル「あぁ…まぁ、そういうことならちゃんとしたアドバイスするよ」
ブルーク「!ありがとうスマイル!」
ブルーク「やっと買えたー!」
スマイル「ちょっと時間かかったな」
ブルーク「やっぱり喜んでもらいたいからね。スマさんもこんな時間までありがとう!」
スマイル「大丈夫。俺も楽しかったし」
ブルーク「…スマさんにちょっと聞きたいんだけど、スマさんはきんときの事どう思ってるの?」
スマイル「何できんとき?」
ブルーク「細かいことは気にしないで!」
スマイル「え、うーん…」
「……大事な、友達?」
ブルーク「友達かぁ…僕ときりやんも?」
スマイル「うん」
ブルーク「えへへ」
(スマイルを落とすの大変そ~…きんさん時間かかるかな…?)
スマイル「じゃあ帰るか」
ブルーク「あ!そうだね!今日はありがとう!」
スマイル「うん」
『パシャッ』
スマイル「?…何か音した?」
ブルーク「え?何も聞こえなかったと思うよ?」
スマイル「…そっか」
ブルーク「じゃあ僕こっちだから!ばいば~い!」
スマイル「うん、ばいばい」
???「…」
コメント
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おい誰だスマイルさんを盗撮したのはァァア笑 めっちゃ続き楽しみです!