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こんにちは楓愛です
あ、作品主ですよ!
今回はlr総受けのBLとなっております!
あ、もちろんお相手はせめよんです😊
今回少しだけ元と変わってるところがあります!早速1話へと行きましょう!
愛玩標本
第1話「捕獲、そして『運搬』」
スタート
「」lr
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〈〉fw
【】ib
⚠️この作品はご本人様に一切関係ありません⚠️
……視界がぼやけている
鼓動が、やけに大きく響く
ローレン・イロアスは、自分の身体が異常に重く感じられることに気づいた。
目を覚ました時、天井はコンクリート。天井灯がちらちらと明滅していて、どこかの地下施設であることはすぐにわかった。
「……っ、なんだここ…?」
両手は頭上で吊るされていた。手首を食い込む金属の感触。裸ではないが、上着もジャケットも引き剥がされ、Tシャツ1枚の無防備な姿。
ありえない。
任務帰りに、不意打ちを食らったのは覚えている。
だが……ここはどこだ? 誰が、俺を?
(よう、お目覚めか?)
低く、聞き慣れた声。
ローレンの目の前に、葛葉が現れた。煙草を咥えたまま、気怠げに笑っている。
「お前……っ、なんで…!」
ローレンが声を荒げると、もう一人の男が背後から忍び寄り、耳元で囁いた。
〈ローレンちゃ~ん、おつかれぇ♡ 結構寝てたね? てか、寝顔めっちゃかわいかった~〉
不破湊。人懐こい笑顔。しかしその目は明らかに歪んでいた。
そして、三人目。白髪を揺らしながら、イブラヒムが静かに部屋に入ってきた。
【拘束状態、問題なし。身体反応も正常。……予定通り始められる。】
……予定?
何の、話だ
「……冗談だろ……。おい、ふざけんな……俺をここから出せッ!!」
ローレンが暴れた瞬間、**ガチンッ!**と手首の鎖が天井に強く引かれ、両腕が軋んだ。
〈やだなあ、暴れたらケガするよ?せっかくの綺麗な身体が台無しじゃん〉
不破が舌なめずりしながら、手にした注射器を見せる。中には薄紫の液体。
(こっちはちゃんと用意してるんだから……いい子にしてくんなきゃ♡)
「やめろッ! 何を……何をしようとしてんだよッ!!」
(“調教”だよ。最初にちゃんと壊しとくと、後が楽だからな)
葛葉の口調は、もはや人としての理性を感じさせなかった。
そのまま不破が容赦なく針をローレンの太腿に刺し、薬液を流し込む。
「っ……!く……そ……!」
刺すような痛みと共に、体内が熱を帯びていく。
息が乱れ、鼓動が早まる。皮膚の内側がざわつき、感覚が過敏になっていく。
(効いてきた? ね、どう? ちょっとでも触れたら、変なとこムズムズする感じ、するでしょ?)
不破がゆっくりと、ローレンの太腿に指を這わせた瞬間――
「ッ……ッ!!やめろッ!!!」
腰が勝手に震えた。
耐性が追いつかない。
なのに、不破はくすぐるように笑い、さらに奥へと手を滑らせていく。
「お前ら、狂ってるッ……こんなことして、済むと思ってんのか……!」
ローレンは全身に力を込めて抵抗するが、イブラヒムが無表情のまま、耳元で囁いた。
【これは“処分”じゃない。これは“選定”だ。
お前が俺たちのモノになるかどうか――それを確かめるための第一歩。】
「ふざけんな……誰が、誰のモノに……ッ!! 」
返事の代わりに、葛葉が舌を打ち、チョーカー状の首輪を手に持つ。
(お前が何回拒絶しようが関係ねぇ。
俺たちは、お前の“否定”ごと、矯正してやる)
冷たい金属が首に嵌められた瞬間――
ローレンの身体は、すでに“自分のものではない”感覚に陥っていた。
……俺は、まだ屈してない。
絶対、屈するもんか。
でも――
熱く滲む視界の奥で、三人の男たちが笑っていた。
🔻To Be Continued…
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第1話をご覧いただきありがとうございます!
さぁ、これからローレンはどうなっていくのか?
ぜひお楽しみください!
もちろんリクエスト受け付けております
コメントで予想を書いたりしてみてください😊
次回
第2話「始動、支配のルール」